健康のためのヨーグルト摂取!食べ過ぎると便秘になるって本当!?
ヨーグルトは健康のため!と毎日の習慣になっている人も多いかもしれませんね。
でも、1日の食べる量は気にしていますか?
なんと、便秘や下痢などの体調不良が続いている場合には、ヨーグルトの食べ過ぎが原因の可能性もあるんだそうですよ。
また、便秘解消のために食べ続けているのに、イマイチ効果が出ないと感じている方もいるのではないでしょうか。
そう言う場合、乳酸菌が関係している場合もあるそうですよ。
そこで今日は健康食品の定番、ヨーグルトについて色々と調べてみました。
便秘といえばヨーグルトがテッパン!でも「効かない」という人もいるのはなぜ?
便秘といえば腸内環境という言葉を思い浮かべる人もいますよね。
この人間の腸内細菌というのはみんな同じという訳ではなく、体質などで変わってくるそうで、自分に合った菌を摂取していないと効果が出ないそうです。
そのため周りから、「このヨーグルト便秘にいいよ」と言われたとしても、必ずしも、あなたに合っているということでもないんですね。
また、ヨーグルトなら何でもいいということでもないようで、そもそも、便秘に効果のある乳酸菌が入っているヨーグルトを選んでいない可能性もあります。
一般的に、便秘に効果的だと言われている乳酸菌は、BB536株、ガゼリ菌SP株、シロタ株、BE80株などです。
他にも、腸内の善玉菌に多い、ビフィズス菌入りのヨーグルトもいいでしょう。
その中から、自分に合った乳酸菌を探すのは大変ですが、3日~10日くらい食べ続けて、効果が出るかどうかで判断してみてくださいね。
いつも食べるヨーグルトを、ちょっと適当に選んでしまっている時には、パッケージなどを確認してから購入することをオススメします。
ヨーグルトは、毎日食べ続けることが大切ですが、ずっと同じ種類ばかりを食べ続けていても、身体が慣れてしまって、効果が感じられなくなることもあるそうです。
日替わりほどに頻繁に変えるのもよくないですが、何種類か候補を決めておいて、1ヶ月くらいでローテーションしてもよさそうですね。
便秘の時など、腸内環境を整えるためにヨーグルトを食べよう!と考えますが、実は、日本人は、ヨーグルトに含まれる乳糖を分解するのが苦手な人が多いんだそうです。
乳糖の分解も体質によって得意不得意が変わってきますが、もともと不得意であれば、身体にいいからと食べ続けても、逆に便秘や下痢を引き起こしてしまうなんてことも。
ヨーグルトを食べていても、いつまでも便秘がよくならなかったり、悪化している気がする場合には、他の方法で便秘解消を目指した方がいいのかもしれませんね。
ヨーグルトは食べ過ぎるとよくない?害になってしまう残念な食べ方とは?
ヨーグルトを大量に食べすぎてしまうと、タンパク質や脂質の消化も遅れて、長い時間腸内に留まってしまい、悪玉菌が増殖する原因になると言われています。
腸内環境を改善するために食べるヨーグルトで、逆に悪化してしまうなんてビックリですね。
悪玉菌の影響で、ガスが溜まってお腹が張ったり、便秘や下痢を引き起こすこともあります。
また、タンパク質や脂質の摂り過ぎで、太ってしまう可能性も考えられるでしょう。
加糖タイプのヨーグルトの場合には、糖分の摂り過ぎも心配ですね。
他にも、ヨーグルトは冷たいまま食べることも多いですが、そのことが影響して、お腹を冷やしてしまい、結果的にお腹の調子が悪くなる場合もあるそうです。
冷えを防止するには、食べる分のヨーグルトを常温に戻すか、レンジで人肌に温めて食べるといいそうですよ。
私自身、冬場などの寒い日には、冷たいものは食べたくないので、ホットヨーグルトにしています。
ちなみにヨーグルトの乳酸菌は、40℃以上の熱を加えないようにしましょう。
温めすぎると菌が死滅してしまうそうですよ。
ただ、多くの乳酸菌は胃の中の酸性によって、生きて腸に届くものは少ないと言われているので、そこまで神経質にならなくてもいいのかもしれませんね。
ヨーグルトと一緒に、身体を温める効果のある「陽性食品」を食べてもいいそうです。
陽性食品には、きなこやハチミツ、黒糖、シナモンパウダーなどがあります。
特に、きなこやハチミツには、ビフィズス菌のエサになるオリゴ糖が含まれているので、腸内環境の改善に効果的なんだそうですよ。
日本人のヨーグルトの適量は、1日に100g~300gくらいが目安と言われています。
そのため、効果が感じられないからなどの理由で、それ以上の量を食べてしまうと、食べ過ぎで体調不良を起こすこともあるので、注意が必要です。
ただ、体質によっては、1日500g食べても健康な人もいますし、100gでもお腹が痛くなってしまう人もいるので、あなたに合った量で食べ続けることが大切でしょう。
中には、食べ過ぎでアレルギーを発症することもあるので、下痢や消化不良などの不調が続く場合には、病院で検査してもらうことも検討したほうがいいかもしれません。
まとめ
ヨーグルトに含まれている乳酸菌には、その人によって合う・合わないがあるので、効果が感じられない場合もあります。
1週間以上食べ続けていても改善していないのであれば、別の種類の乳酸菌が入ったヨーグルトに変更するなどして様子を見てみてはいかがでしょうか。
また、もしかしたら、元からヨーグルトなどの乳酸菌が体質に合わず、逆効果になっていることも考えられます。
しばらく続けて様子を見ることを繰り返して、自分の体にあった摂取方法を見つけることが大切ですね。