換気扇の掃除には重曹ペーストがいいって聞いたけど、重曹ペーストってどんなの?どう使うの?
最近では、掃除の使用におなじみになっている重曹ですが、ペースト状にしたものを汚れに塗りつけて落とす方法もあるようです!
重曹ペーストの作り方は簡単で、重曹に水を少しづつ加えながら、混ぜて出来上がりになります。
重曹は特に、油汚れのある換気扇の掃除にはピッタリだそうです。
換気扇掃除は、しようと思ってても、面倒そうで何かと後回しにしがちではないでしょうか?
重曹を使った掃除なら、比較的楽にできるそうですよ!
汚れがしつこい換気扇やフィルターの掃除には重曹を活用しよう!
キッチンの換気扇は、料理で使う油が蒸気に混じって換気扇にこびりつく他、空気中のホコリなども一緒についています。
特に油汚れは、時間が経つにつれて落ちにくく、掃除するのも苦労しますよね。
この油汚れは酸性なのですが、重曹のアルカリ性の成分によって、汚れが落ちやすくなるそうです!
他にも、重曹には柔らかい研磨作用もあり、クレンザーと同じように汚れを落としてくれます。
ただ、換気扇が特殊加工をされていたり、アルミ部分がある場合には、重曹を使用すると剥げたり、変色する可能性もあるので注意が必要です。
換気扇の掃除をする時には、安全のために換気扇のコンセントを抜いて、足場を安定させるようにしましょう。
ガスコンロの元栓なども閉めておくと、安心です。
換気扇の中の、ファンやフィルターを取り出して掃除するために解体する必要があるので、説明書を確認することをオススメします。
換気扇の掃除をしている時に周りにも汚れがつかないように、ビニールや新聞紙などを使って、壁や床を保護しておくといいでしょう!
換気扇のファンを取り外したら、軽くホコリなどの汚れをブラシで払い、重曹ペーストを汚れに5mm程塗って、30分くらい放置します。
その後、雑巾やキッチンペーパーで拭き取って終了です。
油汚れが酷い場合には、重曹ペーストを塗る前に台所用洗剤をかけて放置し、拭き取った後に重曹ペーストを塗る方法もあります。
それでも落ちない場合には、放置時間を長くしたり、何度も繰り返していることで綺麗になっていくでしょう。
私自身、料理を作る時などで換気扇を毎日目にしていて、汚れ具合もわかっているけど、「やらなきゃなあ」と思いながら、先延ばしにしてしまっています。
ですが、換気扇の汚れがあまりにも酷くなってしまうと、空気中にも油汚れの混じった空気が広がってしまい、壁なども黄ばんでベタベタしてしまうそうです。
また、もともと湿気が多く、外ともつながっている換気扇は、カビの他にも害虫が発生することもあるそうなので、掃除は大切ですね!
重曹ペーストは保管できないので、様子を見ながら、使う分だけ作り足すといいでしょう。
換気扇を重曹で綺麗にする場合、「濡らさない」のがポイント?
汚れを落とすことを考えると水を使いたくなりますが、油汚れの場合、余計にベトベトして落ちにくくなり、重曹の効果も薄れてしまうと言われています。
特にフィルター掃除は、新聞紙などの上でフィルターに重曹を振りかけて3時間くらい放置した後、柔らかめのブラシなどで擦るだけでいいそうです!
油汚れのある部分には、多めに重曹を振りかけると、汚れも落ちやすいでしょう。
フィルターの汚れは面倒臭いこともあり放置しがちですよね。
でも放っておくと、目詰まりをおこしてしまうので、換気扇の効果が悪くなってしまいます。
換気扇にもともとフィルターがなく、市販のものを取り付けている場合にも、汚れが酷くなる前に交換することが大切です。
私の家の換気扇も、市販のフィルターを取り付けているのですが、だんだん汚れてくると「おとりかえ」という文字が浮かんできます。
換気扇の場所はちょっと遠く、はっきりした判断は難しいですが、うっすら汚れているなと感じた時が、掃除や交換時になるでしょう。
家庭で揚げ物をする場合には、3カ月くらい1回、揚げ物をあまりしない場合でも、半年に1回くらいは掃除をした方がいいそうです。
大変そうだと思っていた換気扇の掃除は、重曹があると、なんとなくすぐに出来そうな気もしますね。
まとめ
重曹は、油汚れだけではなく、ガスコンロ回りや鍋の焦げ付き、茶渋、水回りのカルキ跡など、様々なところで活躍します。
最近では100均で見かけることも多いので、手軽に出来る掃除方法なのではないでしょうか?
レンジフードや、すぐについた油汚れは、重曹を水に溶かした重曹水を吹きかけて拭き取ると、落ちるそうです。
換気扇汚れを見て見ぬふりするのは止めて、さっそく始めてみましょう!