30代の貯金!独身ならどのくらいあれば安心?平均はどのくらいなの?
30代ともなると、そろそろお金のことも真面目に考え始めるお年頃ですね。
そこで気になるのが貯金について。
30代の貯金って普通どのくらい?と思っても、友達に「貯金いくら?」ってなかなか聞きづらいですよね。
20代の頃より、結婚したり子供が出来たりしてライフステージが変わる分、貯金額にも差が出てきます。
30代の貯金額には非常にばらつきが見られ、100万円以下の場合と、500万円以上の場合とで二極分化するようです。
そこで今日は、30代で独身の貯金額の平均がどのくらいなのか、またどのくらい貯金があれば安心なのかなど、見ていきましょう。
気になる30代の貯金額、みんないくら貯めてるの?平均額が知りたい!
ちょっとネットで調べてみたところ、30代の二人以上世帯の貯金額の平均は470万円だというデータがありました。
私はこれを聞いて「嘘でしょ」と真っ青になりました。
もちろん自分の貯金額が足元にも及ばなくて、です。
ですが、よくよく内訳を見てみると、貯金額が100万円未満と回答した人が約40%を占めています。
つまり、割合の少ない貯金額1,000万円以上のセレブな方たち(全体の11%ほど)が、平均額を釣り上げているということになるんですね。
さらに、対象を30代の単身世帯(独身)のみに絞ると、平均貯金額は589万円とありました。
何ということでしょう。
さらに上がってしまいました!
気軽な独身生活、貯金なんて気にせずに生活している人ばかりかと思いきや、意外とみんなしっかり貯めてるんですね。
持ち家や子供がいない分、貯金している人が多いということでしょうか。
ですが!
ここでも割合を見ていくと、貯金ゼロと回答している人がなんと全体の40%以上にものぼります。
貯めている人はとことん貯めていて、半数近くは貯金のない人ということになりますね。
ちなみに、貯金額と年収は実はあまりリンクしない事をご存知ですか?
年収1,000万円~12,000万円でも貯金ゼロの人の割合は45%以上というデータもあります。
収入に関係なく、貯金を意識しているかどうかで貯金額は変わってくるようですね。
30代の貯金額は、当然ながら20代の頃からの積み重ねです。
早いうちに貯金を意識しだした人は、その分しっかり蓄えがあるということになりますよね。
30代の単身世帯の貯金額の中央値を知る!むしろこちらが指標になりそう?
ここまでは平均貯金額を見てきました。
でも、貯めている人とそうでない人の二極分化が激しく、なかなか参考になりづらいようです。
それなら、貯金額の中央値を見てみましょう。
中央値とは、すべての回答値を並べたときに真ん中にくる値のことを言います。
30代の単身世帯の貯金額の中央値は、83万円です。
平均貯金額と比べてだいぶ変わりましたね。
貯金額のように、多い人と少ない人の差が極端に大きいときは、中央値のほうが実態により近くなるようです。
ちなみに、20代の貯金額の中央値はなんと0円!
これは、貯金ゼロの人が半数以上居るため、すべての値を並べたときの真ん中がゼロになるからです。
一部のお金持ちが金額を釣り上げてしまう平均値よりも、中央値のほうが、現実的な数字と言えるのではないでしょうか。
30代ならこの金額をひとつの目安にして、自分の貯金額を見つめ直すのも良いのではないでしょうか?
また、中央値と合わせて「必要な貯金額」についても知っておくと安心です。
必要な貯金額というのは人によって違います。
一般的には、いざというときのために毎月の生活費の半年分は貯めておいた方が良いと言われています。
自分の場合だと、どのくらいの金額になるのか一度計算してみるのもオススメです。
貯金の中央値と必要な貯金額を目安に、自分の貯金を見直そう!
仕事や生活が充実して、ライフイベントも多いのが30代。
結婚するかもしれないし、没頭できる趣味を見つけて夢中になるかもしれません。
将来のためにも、いざというときのためにも、貯金はあるに越したことはありませんよね!
30代独身の場合の平均貯金額は589万円、中央値は83万円です。
30代の貯金額については二極分化が激しく、1,000万円以上貯めている人もいれば、貯金ゼロの人もいます。
もしあなたが自分の貯金額とこのデータを見比べて、不安になったとしても大丈夫。
まずは自分の毎月の生活費でいくら必要なのかを把握し、その半年分の金額を目安にして貯金をはじめてみましょう。
30代は、社会的にまだまだこれからの年代。
焦らず、でも着実に、お金との上手な付き合い方を見つめてみませんか?