出産前や出産後の里帰り!あなたはする?しない?それぞれのメリットデメリットをチェックしてみよう!
今住んでいる場所ではなく、自分の実家に帰って産後を過ごす里帰り。
初めての出産で不安や心配があるから実家にお世話になりたい。
でもメリットだけではなくデメリットもあるよね?
実家に帰るのは産む前かそれとも産んでからか、いつから準備を始めればいい?
夫婦2人で乗り切ろうと思っているけど厳しいかな…?
特に1人目の時は初めてのの出産や育児で漠然とした不安がありますよね。。
私は1人目は里帰り、2人目は自宅でとそれぞれ経験しました。
そんな経験も踏まえながら里帰り出産について書いていこうと思います。
里帰り出産!そのメリットやデメリットは?
まずはこれですよね。たしかに実家にいればメリットしかないように思います。
しかーし!以外とあったんです。里帰り出産のデメリット。
【メリット】
安心感
なんといってもこれが1番でした。私はこれのために里帰りしました。
育児の経験がある先輩として、また娘として甘えられる精神面での安心感。
この2つのポイントが里帰りを選んだ大きな理由です。
さらに実家の誰かが常にすぐ動ける状態であれば赤ちゃんの急病にも対応できます。
もちろん産後にあなたが検診や受信を受ける時も「赤ちゃんを連れて行けない!どうしよう…」なんてこともありません。
家事を気にせず子供に専念
産後の1ヶ月、床上げは今後の女性の体のためにとても大事に期間とされています。
今の若い世代より母親世代の方が床上げに関しては厳しいです。
私の母もお風呂意外は水を触るな、とにかく体を休ませて!
トイレ?ついていくわよ!たくさん食べて!
と至れり尽くせりでした。
まー、正直ちょっと鬱陶しい感じもしましたけど(笑)。
でも、それくらい産後の体は大事にしなければならないということです。
家のことは全くしなくていいので子供のお世話だけに時間を使えます。
夜泣き、授乳での寝不足もまたたくさん寝ればいいやと割り切れます。
おかげで眠い、イライラなどの感情はほぼなかったです。
上に子供がいる場合の世話やケア
これはとくに上の子が小さい場合は本当に助かります。
私の場合は上の子が8歳で小3の時に第2子を出産しました。
色々と自分でできる年齢だったので里帰りせずに乗り切れましたが、これが年子やまだ小さいこの場合はなかなかハードだと思います。
私の友人は二人目の時、上は5歳だし里帰りしなくて大丈夫!なんて腹をくくっていました。
でも1週間でギブアップし、急遽里帰りに切り替えてましたね。
お世話の大変さだけでなく、子供のメンタル面での心配があったようです。
赤ちゃん返りをしていまい、イヤイヤ期再来襲。こっちもイライラ。
ママを取られて寂しい気持ちが大爆発してしまったんですね。
里帰りしてからは実家の家族も相手をしてくれるのでとても落ち着いたみたいです。
【デメリット】
旦那さんとの関係、父としての意識
もしも実家の場所自宅から遠い場合は、旦那さんとのすれ違いが少なからず生じてしまいます。
これは旦那さん側にも色々と考えがあるようです。
やはり妻の実家にふらっと立ち寄るのは気がひける…ということもあるようです。
すぐに来れる距離ではないのはわかっているけどなんで会いに来ないの?
など産後はただでさえナイーブなっているので色々と過敏になってしまいます。
いつもなら仕事だから、交通費もかかるし…と割り切れても、産後は難しいこともあると思います。
里帰りをすると決めたら、旦那さんの気持ちも考えて、夫婦で話合い、理解し合うことが大事になってきます。
そして何より子供といっしょに生活をし過ごす時間が持てないことで、父性が芽生えることに時間がかかることもあるようです。
自分の子供とは頭ではもちろんわかっているのに、なんか違和感があるという男性も多いですね。
うちの主人もそうでした。
妊婦の私やお腹の子供、産後もとても大切にしてくれていたんですが、里帰りから帰宅し、3人の生活が始まると全くパパ感ないんですけど!?
となったのは鮮明に覚えています。
女性は妊娠中から母になっていますが、男性は生まれてからが父の始まり。
時間がかかるのは仕方ないですが、里帰りによりスタートが少し遅れてしまうこともありそうです。
自分の家族ゆえのイライラ
これもあるあるですね。
里帰りすると絶対こうなる!なんて私の周りは口々に言ってます。
至れり尽くせり、本当に有難く感謝しているんです。
しかし、なんか横から言われるとイライラしてしまうんですよね。
わかってるのに…。
うるさいなー。
なんてやつです。
この感じ反抗期の時と同じだ!なんて声も多々。
また、親、実家にいる家族や兄弟との折り合いがあまりよろしくないんだ…という器具がある場合は、里帰りがとてもストレスになってしまうこともあるので要注意です。
里帰り出産!準備にはどんなことが必要?
準備といっても荷物などだけではありません。
いつ里帰りするかによっては、病院から役所の手続きなど色々と事前に準備しなければいけないことが沢山あります。
病院
だいたい妊娠が発覚してから12週くらいまでには病院に足を運んでいると思います。
最初の診察の時点でここで産むか1か月後までに決めてくださいと産科のお医者さんに言われるケースがほとんどです。
早いところだと妊娠発覚時にすぐ決めないといけないなんてところも。
私の場合も妊娠したかも?と思い、検査薬でチェックしてから病院へ行き7週と発覚しました。
「ここで産む?今決めなきゃ来週には出産予定組めないかもよ」
なんて言われてその場で急いで予約をしました。
と妊娠した喜びを噛みしめる間も無くバシバシとスケジュールが決まり、バタバタと手続きをしたのを覚えています。
人気のあるところだと空き待ちなんてこともあるようですね…。
里帰り出産の場合は20週前後まで予約は受け付けてくれるところが多いので早めに調べておくのがいいです。
また、実家が遠く足を運んで病院の見学、確認、申し込みができない場合も、病院によっては本人来院以外の予約は受け付けません!なんてこともあるのできちんと確認するのが大事です。
各市町村の補助を確認
妊娠が発覚したら今住んでいる役所に行って母子手帳を発行してもらいます。
その時に妊婦健診の補助券がもらえるのですが、里帰り先が他県の場合はこの補助券はほぼ使えないと思った方がいいでしょう。
え?それなら里帰りしないよ…お金もったいない!思ってしまいますが、産後に清算することできちんと払い戻しもあるので、安心してください。
お金の心配もあると思うのでこちらもきちんと確認しておくことが大事です。
荷物の用意や移動
だいたいつわりが落ち着いて安定期に入ったら荷物を用意し始めれば余裕で間に合います。
私の場合、28週からは里帰り先での受診をしなければならなかったので、実家に移動してからベビーグッズやマタニティグッズを買い揃えました。
お下がりなどがある場合は、早めに実家に送っておきましょう。
だいたい30週くらいでの実家への移動が体力的にも負担がかかりにくいです。
それを過ぎると体も重く腰の痛みを感じて移動がしんどかったり、早産だと産まれてしまう!なんてこともあるので、遅くとも32週くらいには実家へ移動することをお勧めします。
産後に必要な手続きの確認
里帰りで実家に帰る前に、旦那さんと産後の手続きについて話し合うことが大事です。
里帰り中でも大丈夫ですが、先にきちんと決めておけば安心ですよね。
出生、会社への申請書類などをしっかり確認しておきましょう。
里帰りから自宅へ帰った後に自治体の産後サポートを頼んだり、家事代行サービスをお願いする場合も事前に登録しておけば安心です!
私は里帰りから帰って来る前に、旦那の散らかした部屋に帰りたくなかったので、家事代行サービスをお願いしてピカピカにしてもらいました。
里帰りせずに出産した時も、週に1回お願いしたりフル活用しました。
出費は痛いですが、産後くらいは自分を甘やかすことを優先しましたね。
まとめ
里帰り出産にはメリットもデメリットもそれぞれあります。
安心できる環境で、体を休めながら育児ができる里帰り出産のいいところではありますが、里帰りをしなくても各種サービスなどを使えばある程度乗り切れます。
その分金銭的にも負担は多くなってしまいますが、産後は母体にとってとても大事な時期です。
あなたの体がダメになったら大切な赤ちゃんは何もできません。
頼みの綱の旦那がまさかのポンコツ役立たずなんてことも産後あるあるです。
それを考えて、自分にはどちらがより快適に産後を過ごせるのかを軸にどうするかを決めるのがいいでしょう。