出雲大社へ行くなら「神在月」!?混雑覚悟なその理由とは!
旧暦の10月に、出雲大社の主神である大国主命(オオクニヌシノミコト)の元に、全国から神様が集まってきます。
一般的に10月は、「神無月」なのですが、出雲大社の場合には、神様がいらっしゃるので、「神在月」と言うのは、有名な話かもしれませんね。
出雲大社は、普段からパワースポットとして人気ですが、この神在月の期間中は、特に御利益があるという事で、沢山の人が訪れるそうです!
そこで今日は、そんな神在月ならではの出雲大社の魅力を探ってみたいと思います!
出雲大社へ神在月に詣でる。夜神楽などの見所をご紹介!
神在月の出雲大社では、神在月限定のお守りの販売や、特別祈祷があります。
夜神楽は、申し込みをした参拝者全員の、良縁や幸福などを願ってもらう特別祈祷です。
参拝者全員の名前や願いを読み上げていくので、2時間以上はかかるそうですよ。
祈祷後には、太鼓や笛の雅楽や、巫女の舞が奉上され、厳かな雰囲気で終わります。
祈祷してもらいたい場合には、時前に社務所で貰う用紙に記入して受付をする必要がありますが、混雑していることが予想されるでしょう。
申込用紙は、昼間でも社務所に行けば貰えるそうなので、ちょっと早めに貰っておくのも良いかもしれませんね!
また、宿泊先のホテルや旅館で、用意してくれていることもあるそうです。
記入した用紙は、ホテルや旅館の方が出雲大社へ出してくれることが多いそうなので、嬉しいですね。
夜神楽のような神在月中の儀式の他にも、出雲大社に神様をお迎えし、送り出す儀式も、見ることができます。
出雲大社へ神様をお迎えする儀式の神迎え神事は、夜に稲佐の浜で行われるそうです。
砂浜には火が灯されていて、神秘的な雰囲気が漂います。
旧暦の10月は、その年によって変わりますが、大体11月の中旬ごろになるでしょう。
神様は、龍蛇様という、大国主命の遣いに乗って、海からいらっしゃると言われているそうです。
儀式では、神様を神もぎ(ひろもぎ)と呼ばれる紙垂のついた榊に移して、白い布を龍蛇様に見立てて出雲大社へお連れします。
出雲大社までは、古くから決められた歴史的な道を、参拝者も一緒に歩けるそうです。
神在月が終わり、神様を送り出す時には、神等去出祭(からかでさい)があります。
神社での服装のマナーはないようですが、沢山の神様がいらっしゃるので、失礼のないように注意が必要でしょう。
昼間は日が出て温かく感じても、夜になって一気に冷え込む可能性があります。
夜の神事に参加する時には、カイロなどの防寒対策をしておくと良いそうですよ!
出雲大社の神在月ならではの混雑ぶりは?頑張って行けば御利益あるかも!?
出雲大社に全国から神様が集まってくる理由は、神議(かむばかり)という、縁結びの相談をするためだそうです。
縁結びは、男女だけではなく、人間関係の縁などもあります。
また、恋人同士や家族など、今繋がっている縁をより強いものにしたい時にも、ご利益があるそうです!
他にも、仕事運や農業・商業などのご利益もあるそうなので、沢山の人が訪れるのも納得しますね。
神在月の期間中は、出雲大社だけではなく、周辺も混雑が予想されます。
出雲大社に近い宿泊施設は、早いところだと、8月から予約で埋まることもあるそうです!
交通手段がバスツアーやシャトルバスなどの場合には楽ですが、それ以外は、あなた自身で帰宅する必要がありますよね。
出雲大社には、3カ所の駐車場があるそうですが、すぐに満車になることも考えられます。
また、交通規制があったり、渋滞に巻き込まれることもあるでしょう。
タクシーを使う場合にも、すぐに見つからないこともあるそうです。
神在月に詣でる予定がある場合には、思っているよりも早めの行動が大切かもしれませんね!
混雑するのは気が引けますが、神秘的な神事や、全国の神様が集まっていらっしゃるというのは、興味があります。
人間関係の縁は、いつでもお願いしたいことなので、ぜひ機会をつくって参拝してみたいですね。
まとめ
神在月の期間中には、神様の邪魔をしないよう、参拝する時の拍手も小さい音にするなど、不要な騒音を立てないよう注意するそうです。
沢山の神様がいらっしゃる所に詣でるのは、行動を見られているような気がして、身が引き閉まる思いがしそうですね。