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花言葉に託す思いは?希望のあるものや未来を祈るものなど様々!

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日頃お世話になっている人への感謝や、入学や卒業のお祝いなど、花を贈る機会もありますよね。

多くの花の中で、一輪でも花束でも見栄えのするバラは人気ですが、恋愛のイメージも強いと思います。

ですが、バラの中でも色によって花言葉に違いがあり、必ずしも恋愛だけというわけではないようです!

そこで今日は、バラの中では比較的珍しい、紫色のバラと水色のバラの花言葉を見ていきたいと思います。

紫色のバラの花言葉は?贈り物には適している?

紫色のバラの花言葉には、誇りや気品、尊敬という意味があります。

会社でお世話になっている人や、憧れの人への贈り物としてピッタリでしょう!

親への尊敬の意味を込めて、紫色のバラをプレゼントしても喜ばれるかもしれませんね。

紫色は、昔から日本では高貴な色とされていて、外国でも貴族の色とされています。

また、77歳のお祝いにあたる喜寿の色が濃い紫色であることから、紫色のバラを贈ることも多いそうです!

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そんな紫色のバラについて色々調べている中で、不思議で神秘的な神話があったのでご紹介します。

 

昔、フランスの守護聖人である聖ドニーという人がいました。

聖ドニーは、ある日、見知らぬ森の中で迷ってしまいます。

森を彷徨ってお腹が空いたドニーが、木に生っている紫色の実を見つけて食べてみると、なんと、鹿の姿になってしまったそうです。

ドニーが鹿に変えられた自分の姿を嘆いていた時、その実が生っていた木から声がしました。

声によると、その木は「エグランタイン」という名の王女で、女王が言うには、この荒野のどこかに生えている紫のバラを食べれば人間に戻れると言います。

そして、無事に人間に戻れた時に私の身体を剣で切って欲しいと頼みます。

鹿の姿になったドニーは、そのままエグランタインと名乗った木の側に寄り添っていたそうです。

やがて7年の月日が経った時、ドニーの馬が紫のバラを発見。

ドニーの元へ届けてくれました。

ドニーがその紫のバラを食べると、エグランタインがいった通り人間に戻りました。

そしてドニーはエグランタインが言ったように、剣で木を切りつけます。

すると、木は炎と煙を上げなぎ倒され、そこから美しい人間の王女が現れたと言われています。

今でもフランスでは、この女王の名を冠した「エグランタイン」というバラが存在しているそうです。

 

紫色のバラは、紫と一言で言っても、淡い色から濃い目の色など、様々な種類があるので、色の濃淡を変えた紫色のバラだけの花束も素敵ですね!

 

水色の薔薇の花言葉は?珍しい色だけに知っていると便利かも

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水色のバラは、自然界には存在していないので、バラ愛好家の中では夢とされていて、不可能という花言葉もあったそうです。

ですが、その後水色のバラは品種改良によって生み出され、不可能から夢かなうという花言葉に変わったと言われています。

私はまだ、実際に水色のバラは見たことがないので、アニメや漫画の世界というイメージが大きいです。

水色のバラには他にも花言葉があり、神の祝福とか喝采、奇跡というのもあります。

おそらく全て品種改良の成功から生まれているのかなと思いますね。

 

神秘的な色から、ウェディングブーケなどにも人気ですが、夢を追って頑張っている人のために贈ることもオススメです。

ですが、水色のバラは純粋な自然の色ではないことから、偽物”とか“偽りという意味もあるようなので、注意が必要でしょう!

 

花言葉には直接関係なさそうですが、水色のバラについての神話もあったので、ご紹介します。

 

ある日、花の女神クローリスが愛していた妖精、ニンフが死んでしまいます。

そのことを嘆いたクローリスは、オリンポスの神々に「死んだニンフを花の女王と呼ばれるような美しい花に変えて欲しい」とお願いをしました。

その言葉通り、ニンフは花の女王にふさわしいバラに変わり、美の女神アフロディーテから美を与えられます。

そして、太陽神アポロンがその花に光を与えました。

3人の女神が、それぞれ美・優雅・喜びを与え、酒の神ディオニュスが、花に香りをつけていきました。

最後に、クローリス自身が花びらに色を与えていき、これによりバラは様々な色ができたと言われています。

ただ、青色は冷たく、死をイメージしてしまうので、この色だけは作らなかったと言われています。

このため、自然界では青色のバラが存在しないという伝承があるそうです。

 

花束を贈る時には、バラのみで作るのもいいですが、カスミソウやガーベラ、トルコキキョウは、バラとの相性もいいそうです。

カスミソウには感謝、ガーベラとトルコキキョウには希望という花言葉もあるので、意味合いもピッタリでしょう!

 

まとめ

紫色のバラや、青色のバラはまだまだ珍しいので、高価なことも多いでしょう。

花は、贈る側の気持ちも大切なので、出来上がりのまとまりや値段を相談しながら、相性のいい他の花を混ぜても問題ないですよ。

花の種類や色によっても変わる花言葉を調べて、大切な人へ、気持ちを託した花をプレゼントしてはいかがでしょうか?