七草粥の「七草」って?今更聞けないその種類や作り方とは?
お正月があけると、七草粥を食べると言われています。
なぜ七草粥を食べるのでしょうか?
七草粥の七草ってなんだろう?
七草のそれぞれの意味は?
食べたことがあっても、知らない事が多いですよね。
七草の種類と効用は以下のようになっています。
- せり(芹) 食欲増進・解熱・整腸
- なずな(薺) 解熱・利尿作用
- ごぎょう(御形) 去痰・咳を抑える
- はこべら(繁縷) 沈痛作用 歯周病予防
- ほとけのざ(仏の座) 解熱・解毒作用
- すずな(菘) 利尿・便秘解消
- すずしろ(蘿蔔) 食用増進・利尿作用
身体に良い効果のあるものばかりですね。
お正月に御馳走をたくさん食べた胃を休めるために「七草粥」を食べて胃を整えると言う意味が多く知られています。
今日は、そんな七草粥の基本的な作り方を見ていきたいと思います!
七草粥を自分で作ってみよう!材料はスーパーで手に入る!?
七草は、お正月を過ぎた頃からスーパーで「七草粥セット」を販売しています。
あまり早く購入すると鮮度が落ちるので1月5日か6日頃に購入します。
最近ではフリーズドライになった七草や、コンビニでも販売している店舗があるので手軽に購入する事ができます。
七草をゲットしたら、早速七草粥を作って見ましょう。
基本的なレシピは以下の通りです。
*レシピは「白ごはん.com」さんの物を参考にさせていただきました。
材料(2人分)
米 … 1/3合(大さじ4)
水 … 500ml
春の七草 … 市販品1パック
塩 … ひとつまみ
作り方
七草の下準備
すずしろとすずなを食べやすい大きさに切ってから薄切りにします。
鍋にお湯を沸かし、塩を一つまみいれ、そこに薄切りにしたすずしろとすずなを柔らかくなるまで茹でます。
茹でたらざるにいれて水分を切ります。
葉っぱは水洗いをしてさっと茹でます。
冷水に付け軽く絞って粗く刻みます。
刻んだら再度軽く絞ります。
お粥を作る
お米は軽くとぎ、分量の水を入れ火にかけます。
煮立つまでは中火で煮立ってからは弱火にします。
煮立ったタイミングで焦げるのを防ぐために、しゃもじを使って底からかき混ぜて上げます。(かき混ぜるのは1度のみ)
蓋をずらしておき40分コトコト煮ます。(弱火にしても吹きこぼれることがあるので注意してください)
混ぜ合わせる
おかゆが焚けたら塩を一つまみ加えて、先ほど茹でた七草を加えて軽く混ぜ温めます。
出来上がったらすぐに食べましょう。
時間が経つとおいしさが半減します。
七草粥は冷凍保存が効く!?美味しく保存する手順とは
七草粥を作りすぎてしまった時、粗熱を取ってから1食分ずつ小分けしてラップもしくはタッパーに入れて冷凍保存します。
ラップで保存する時は平らにして保存します。そのほうが解凍するときに早く解凍できます。
ただ、風味が落ちるのでお粥の状態での冷凍保存はお勧めできません。
レンジで温めすぎるとお粥が糊状になってしまう場合もありますので注意してください。
七草がたくさん手に入ってしまったときは、七草粥をたくさん作らず七草を下処理して冷凍保存をしたほうが美味しく食べることができます。
七草の冷凍保存の仕方は、先ほど七草粥を作るときに七草の下準備をした方法と同じです。
粗みじん切りにした七草を1食分ずつ小分けにしてラップに包みます。
水分はよく切って下さい。
ラップで小分けした七草はまとめてジップロックなどの密封できる袋に入れて冷凍保存します。
出来るだけ空気に触れないほうよいです。
使用する時は自然解凍してお粥を作ってから中に入れ混ぜ温めます。
まとめ
いかがでしたか?
今まで七草粥を食べたことがなかった人も、1月7日の朝には七草粥を作ってみませんか?
年末から年始にかけて「忘年会」「クリスマス」「お正月」とイベントが盛りだくさんでごちそうを食べ続けています。
七草粥を食べて胃を休めて、一年の健康を心がけたいですね。