子供の最初の反抗期!【イヤイヤ期】はいつから始まる!?どう乗り切ろう!?
子育てママが頭を抱える悩みの一つに「子供の反抗期」があるのではないでしょうか。
子育てで最初に直面する反抗期は、そうです、イヤイヤ期ですね!
ちょっとおしゃべりが上手になってきたと思ったらイヤイヤばっか。
ご飯は?イヤ。
お着替えは?イヤ。
お風呂は?イヤー。
寝るの?イヤー!
じゃぁおきて遊ぶの?イヤイヤー!
ヲイヲイちょっと理不尽すぎやしませんか?!なんてツッコミたくなることもしばしば。
泣いてかんしゃくまで起こされた日にはこっちまで泣きたくなりますよね。
今回はそんな子供の最初の反抗期、イヤイヤ期について触れてみたいと思います。
子供の成長の過程として反抗期は必要なこと?
反抗期は子供の物理的、精神的な成長に欠かせないもの。
いつかは向き合わないとならない、避けて通れない試練とも言えますね。
そんな子供の反抗期はイヤイヤ期を含めだいたい3回あると言われています。
えっ!3回もあるの!?と思われるかもしれませんが、どれも成長の過程で子供が何かを掴み取るために必要な、重要な時期なんです。
では、その3回の反抗期とは、いつ頃訪れるものなのでしょうか?
もちろん子供は一人一人個性が違いますから、反抗期も必ず訪れる訳ではないですし、時期もあくまで「一般的な」ものですが、それぞれ見てみましょう。
なお、今回はイヤイヤ期メインでいくので、残り2つはサクッと触れる程度にさせていただきますね。
初めての反抗期
これが今あなたが直面している第一次反抗期、通称イヤイヤ期になります。
だいたい1歳過ぎから始まり、3歳前くらいまでがピークと言われていて、とにかく何をやってもやらなくても、もうとにかくイヤイヤ〜!!
この時期の子供は心も体もグングン成長している途中です。
自我も芽生え始め自己主張が激しくなってきます。
自分でやりたいのにできない、言葉にしたいのに言葉にできない。
このイライラや葛藤がイヤイヤイヤーとなってしまうんです。
このイヤイヤ期に、子供は自分の感情をコントロールする方法を学ぶことになるんですね。
とっても大事な期間です。
動物に近い赤ちゃんから人間らしくなるための大切な成長過程と言えるでしょう。
ちょうどうちの妹の2歳の娘がまさにイヤイヤ期真っ只中!
イヤ!と返されるだけならまだいいのですが、急に怒り出すこともう大変。
ご機嫌に遊んでいたと思ったら、うまくブロックがはまらず怒り出す。
ママも一緒にやろか?といえば触らないで!自分で!とヒートアップ。
これが毎日数回のペースでやってくるんですね。
あまりにも癇癪がひどいので育児相談にも行ったのですが、帰ってきた答えは、「ただのイヤイヤ期」。
こんなの別に珍しくもなんともないですと…。
上の娘のイヤイヤ期は穏やかにすぎたので完全にイヤイヤ期を甘くて見ていた〜!
恐るべしイヤイヤ期!と時々泣きつかれてます。
思わずこれ、「いつまで続きます?」と聞いたそうですが、「その子次第です!長い子だと4歳くらいまで続く子もいますよ!」とのこと。
ゴールはまだまだ先なようです。がんばれ!うちの妹!
2回目の反抗期
小学校に入学したあたりからやってくるのが中間反抗期です。
小学生になったことで自分の行動や言動に責任を持ち生活し始め、自分の考えを自己主張ができるようになったことからくる反抗期です。
急に口答えをする、文句ばかり言う、何を言っても聞く耳を持たないなど、小学生あるあるの1つがこの反抗期なんですね。
3回目の反抗期
世間で言う反抗期といばこの3回目にくる第二次反抗期をさすのが一般的ですね。
中学生から高校生にかけてやってきます。
パパ臭いや、キモい、うざいなどの常に親を敵視してる感じ。
自分を振り返るとなんだか懐かしいですね…。
親離れ子離れの重要な反抗期です。
イヤイヤ期の上手い対処の方法!ママもイヤイヤにならないように乗り切るために必要なこととは?
さて、本題に戻ってイヤイヤ期です!
子供はとにかく何をしても「イヤイヤ」ですから、親としてはどう対処すればいいのか最初は戸惑うかもしれません。
ここからは私の昔の経験や、当時教わったこと、妹の奮闘を眺めて思ったこと、などから、オススメの対処ポイントをご紹介したいと思います。
共感してからの提案
まずはイヤーと言われたことについて、「そうだよね!イヤだよね!」みたいな感じでちゃんとイヤなのが伝わっていることをアピールしましょう。
これで子供なりに、自分の気持ちを理解してくれているんだと思ってくれます。
例えば着替えの場合は早く着替えなさいではなく、「イヤだよね〜!でもこのままじゃ風邪引いちゃうから着てみない?」
などの提案形式での声かけが大切です。
気が済むまでやらせる
共感して提案してもだめ。
むしろヒートアップしてる…。
それなら次に試して欲しいのは気の済むまでやらせるです。
無理に着替えさせずにそのまま流れに任せましょう。
どんなに季節外れの服を着てても、お尻を出したままでもとにかく放置!
しばらくするとけケロっとやっぱり着替えるなんて言ってくることも。
大げさな演技で状況を変える
気が済むまでやらせてうまく丸まったならいいのですが、全く落ち着く気配なし。
しかし、ずっとそのままではよくないこともあります。
真冬に裸のままがいいからとそのままにしていては風邪をひいてしまいます。
そんな時、保育士さんに聞いた状況のうまい変え方が、「テンションをあげて行うお店やさんごっこ」です。
子供ってお店やさんごっこやおままごとが好きですよね。
やり方は簡単!着替えで手こずってしまっている時、着せたい服をいくつか用意します。
そして、「お客様こちらもおススメですよ!あーもうかわいいからなんでも似合うはずです!!」みたいな感じで、次々服をススメて大げさな接客演技をしてみてください。
最初は泣いていたり怪訝な顔でみて着た子も、だんだんとノリノリな反応になってくることも。
我が家はこのお店やさんごっこは効果絶大でした。
他人や自分傷つける恐れがある行動には厳しく!
イヤイヤ期はきつく叱ってはだめとよく聞きますが、他の誰かを傷つける、自分を傷つけてしまうような時は厳しくしましょう。
公共の場でお友達に手を挙げたり噛み付いてしまう、手を繋ぐのを嫌がって道路へ飛び出すなどの危険な行為には、泣こうが喚こうが少しきつく叱ることが大切です。
何かあってからでは遅いです。ここはしっかりと線引きをすべきと思います。
時には子供から避難することも大事
イヤイヤ期の子供への対処の仕方、自分の気持ちの整理法を育児書で読み、健康診断の時の育児相談で聞くとだいたい返ってくるのは同じ答え。
イライラしない!
怒っちゃダメ!
穏やかに受け入れて接してね。
ママもみんなが通る道だからうまく発散しながら成長を楽しんで!
なんてさらっと言われたことありませんか?
それがうまくいかないから相談してるのにって思ってしまうこともあるかもしれません。
もちろんそれが対処法としては正しいのかもしれません。
親なんだから、感情的になることはよくない。
成長の過程としてとても大切なことだから受け止めるのは当たり前。
ごもっともだと思うんです。
でも思っていても感情が追いつかない時も。
そんな時は子供から少し逃げることも大事だと私は思います。
誰か一緒に大人がいるならば少し子供を任せて外を歩いてみる。
誰もいない時にはいい加減にしてよ!と爆発してしまう前に、今いる場所から移動して目をつぶって耳を塞いで深呼吸をしてみてください。
言葉を飲み込まず叫びたいのならクッションに顔を押し当てて叫ぶのもありです。
子供に聞こえてはまずいので気をつけながら叫びましょうね。
ひと段落したら深呼吸して子供の元へ戻りましょう。
意外と気持ちの切り替えができてストレスを感じにくくなりました。
あなたがひとりの場合の非難は子供の様子がわかる距離での移動にしましょうね。
まとめ
いかがでしたか?
子供も親も感情のコントロールが難しいイヤイヤ期。
大切な時期ではあるけど一人で抱えると心が折れてしまうこともあります。
そんな時は周りの協力も得ながらうまく乗り切っていきましょうね。
大丈夫です。
イヤイヤ期には必ず終わりが来ます。
うまく息抜きしながら、もう少し頑張ってみましょう!