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グリーンカーテン向きの植物とは?常緑と1年草ならどちらがオススメ?

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最近ちょっと気になっているのがグリーンカーテンです。

一軒家の1階とか、会社。それにマンションなどの集合住宅でも、グリーンカーテンをよく見かけるようになりました。

でも、作り方やお手入れが大変そうですし、冬場の枯れた様子をみてると、その撤去も面倒臭そう…。

とちょっと尻込みしつつも、夏の暑さもしんどいので導入してみたいなぁと思っています。

 

グリーンカーテンに使われている植物は、ゴーヤや朝顔など、夏場に元気で、秋から冬にかけて枯れていく植物が多いですよね。

これって、常緑樹の中のつる植物でも可能なものなのかしら?

常緑樹なら冬場の撤去も必要ないから簡単そう!という気がして調べてみました。

 

結論から言うと、当たり前ですが、常緑の植物の場合、冬場も日差しをカットしてしまうので、寒く感じたりすることもありますよね。

なので、夏の暑さを防ぐ目的で作るのであれば、一年草を使うのが良さそうです。

 

と言うことで今日は、グリーンカーテンに挑戦するための、基本的なポイントを調べてみました。

 

グリーンカーテンをゴーヤで!ネットの張り方など基本的なポイントを覚えよう!

グリーンカーテンの基本的な構造は、支柱などでネットを固定し、その下に植物を植えたプランターを置き、ツルをネットに這わせる。と言うことになりますね。

 

グリーンカーテンのネットを張る場合には、風であおられて倒れたりしないよう、しっかりと固定することが必要になります。

また、ネットにたるみがあると、上手くつるが伸びてくれず、絡まってくれないので、ピンと張った状態にする必要があるようですね。

 

ネットの固定で手軽なのが、サッシにすだれ用フックを取り付け、フックにネットを引っ掛けるやり方。

ネットの下の部分は、ブロックなど重さのあるものに紐で結びつけて固定します。

 

他にも、突っ張り棒を使ってベランダの上部で固定したり、ベランダの手すり部分に支柱を固定してネットを張る方法もあるそうです。

グリーンカーテン用の支柱セットもあるそうなので、色々と用意するのが大変な時には、購入を検討してみるのもよさそうですね。

 

ネットは垂直で立てるよりも、少し斜めにした方が、日光も当たりやすく、風対策になるようです。

場所によっては、斜めに設置するのが難しい場合もあると思うので、無理のない程度に試してみるといいでしょう。

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植える植物のオススメはゴーヤだそうなので、育て方のポイントも調べてみました。

 

ゴーヤはよく根を張り、プランターの中で根詰まりを起こしやすいので、深さ30cm以上、長さ50cm以上の大きさのものを準備するのがいいそうです。

 

種から植える場合には4月~5月、苗の時には6月~7月くらいが植え時なんだそうですよ。

 

真夏には、プランターの真下からの熱で、根が弱ってしまうこともあるそうなので、プランターの下にすのこなどを敷いて、風通しをよくしておくと安心です。

 

ゴーヤをグリーンカーテンにするためには、最初に伸びたつる(親つる)の葉っぱが、7枚くらいになった時に、先端を切り落とす「摘心」が大事になってくるそうですよ。

 

比較的病害虫に強く、初心者向きと言われるゴーヤですが、そのまま育てていても、まっすぐ上につるが伸びるだけなんだそうです。

そのため、摘心を繰り返して、伸びるつるを増やし、横方向のネットに誘引して、広げてあげる必要があるんですね。

順調に育っていくと、葉が重なってしまう所も出てくるので、適度に摘み取ったり、水やりや、肥料などのお世話も大切です。

 

上手く育ってくれれば当然実をつけます。

でも最初は、葉を十分に育てることが重要なので、初期に生った実は小さいうちに採ってしまうといいそうですよ。

ちょっともったいないような気もしてしまいますが、必要以上に根が疲れず、今後の実なりもよくなるそうなので、思い切って採っちゃいましょう。

 

ゴーヤのグリーンカーテンは、よく見かけますが、ネットにつるを広げるために、手をかけてあげる必要があったんですね。

水やりを忘れてしまうと、枯れることもあるそうなので、秋まで元気に育ってくれるよう、気をつけたいところです。

 

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グリーンカーテンは冬も枯れない常緑で作ると楽?冬枯れする植物との違いは?

さて、まだちょっと諦めきれない「常緑草でのグリーンカーテン」ですが、こちらも調べてみました。

 

常緑樹でグリーンカーテンを作った場合、季節が過ぎた時に撤去の必要がなく確かに楽なのですが、常に日差しが遮られることになるので、やはり冬場は寒く感じることが多いそうです。

 

また、多くの多年草はゆっくり成長していくので、窓を覆うほどのカーテンくらいになるまで数年かかることも多いと言われています。

 

他にも、常緑樹のつる性植物のつるは、成長していくうちに木質化していくので、一般的なグリーンカーテンのネットでは耐えられない可能性もあるそうですよ。

 

ですが、絶対に常緑樹ではグリーンカーテンが作れないわけでもないようで、調べてみると、アイビーでグリーンカーテンを作っている人もいるみたいでした。

アイビーは、よく、建物の壁に直接這わせていることも多いですが、針金製のネットを用意して、そこに誘引してあげれば大丈夫そうですね。

 

夏の日差しを遮るだけではなく、外からの目隠しの役割が欲しいのであれば、常緑樹のグリーンカーテンという選択肢もありなのかもしれません。

 

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まとめ

憧れ、というか最近の猛暑続きでは割と切実なグリーンカーテン

基本的には、つるを伸ばす植物であれば何でも大丈夫そうです。

成長スピードや、夏以外も遮光(というか目隠し)が必要なのか?など、好みと必要性から検討して植物を選ぶのが良さそうですね。

 

書き漏らしてしまいましたが、プランターはネットを張った内側に置くのがベストだそうです。

 

ゴーヤなど、実の生る植物でグリーンカーテンを作ると、収穫するのも楽しみになりそうですね。