はじめての犬との旅行!注意することや準備するものは?
ワンコと一緒に暮らし始めると、色々なところに一緒に行きたくなりますよね!
とは言っても、短時間や日帰りならOKでも、旅行となるとちょっと大変そう…と構えてしまうのではないでしょうか。
しかしながら、今はペット可の宿泊施設も増えてきています。
ドッグランがあったり、犬用の露天風呂まであるなんてところもあります。
そこで今回はワンコとの初めての旅行に安心して行けるように、移動手段と持ち物についてです。
移動手段で圧倒的にオススメなのが、やはり「自家用車」です。
が、どうしても車を出すのが難しい。というときのための公共交通機関の利用についてのポイントをピックアップしてみました。
持ち物については、旅先でのトラブルに備えるための持ち物と、ワンコが快適に過ごせるための持ち物。
そして意外とうっかり忘れてしまう「当たり前の持ち物」もチェックします!
犬は新幹線や飛行機に乗れる!?旅の移動手段をチェックしよう!
旅に出るとき最初に手配するのは宿と足ですよね!
ということで、まずはペット可のホテルを確保!
その次に考えなければならないのは、移動手段です。
一番楽なのは自家用車ですが、遠出となるとなかなか厳しいですよね。
そこで交通機関を利用することになりますが、ワンコの切符はどう手配すればいい!?
ということで、代表的な新幹線と飛行機の手続き方法をチェックしてみましょう。
超ざっくりまとめると、公共交通機関を使う必要がある場合、小型犬なら新幹線を使い、大型犬なら飛行機に頼る。
という使い方に分けられます。
それぞれのポイントを見ていきましょう。
新幹線の場合
JRの規約を簡単にピックアップしてみました。
まず、犬は手回品扱いでの乗車になります。料金は280円(2019年3月現在)です。
犬、猫、小動物を縦横高さの合計が90センチのケースに入れることが条件となり、ケースとの合計が10キロ以内の重量であることが必須となります。
ケースも四方が囲まれているきちんとしたキャリーケースでなくてはいけません。
ペットカートやスリング、リュックタイプはNG。
犬用に指定席を取ることは手回品扱いなのでできません。
自分一人の利用で2席買うことも禁止されているのでこれもできません。
一緒に新幹線で移動するなら足元や抱える形での乗車になります。
つまり、中型犬や大型犬は一緒には乗れません。(子犬の中型犬ならギリギリいけるかもしれませんね)
盲導犬などの補助犬はもちろん対象外で一緒に乗ることができますが、大きいワンコと旅に出る時には、新幹線はダメということになってしまうので注意が必要です。
他にも細かくNG動物の種類も書かれていますが、今回は犬との旅行なので省きます!
詳しくは、こちらを見てみてください。
飛行機の場合
飛行機は新幹線よりもハードルが高く感じますよね。
飛行機の場合は、国内線や国際線、航空会社で条件も料金もだいぶ変わってきます。
だいたい共通するのが、ブルドッグやパグなどの短頭犬種はほとんどの航空会社でNGということです。
ワンコはケージに入って貨物室へ搭乗することになるので、客室と違い温度変化が顕著になります。
特に夏場は完全NGになる場合がほとんどですので、小型犬の場合は難しいと思ったほうがいいようです。
搭乗可能な犬種であっても、気圧や気温でワンコが体調を崩しかねないというリスクも頭に入れておきましょう。
LCCなどではペット自体NGの会社もあります。
盲導犬や補助犬についても航空会社ごとの条件があるので事前にしっかり確認する必要がありそうですね。
JALの詳細はこちらから確認できます。
ペット・動物をお預けのお客さまへ - JALCARGOサポート(お問い合わせ)
ANAはこちらからどうぞ。
ペットをお連れのお客様 [国内線] | Service & Info [国内線] | ANA
ケージ以外にも事前に必要な書類が多く、国内線や国際線でも必要な書類が違うので早めの確認や用意が必要です。
乗る飛行機を決める前にしっかりと事前確認をしておきましょう!
犬との旅行の持ち物は?忘れ物をしないようしっかりリストにしよう!
宿泊先や移動手段が決まったら持ち物の準備を万全にしておきましょう。
旅となったら絶対に必要なのが「ワクチン証明書」です。
これは何は無くとも必ず持っていきます。
そして、ワンコのご飯やおもちゃ、ケア用品などをしっかり揃えて持っていきましょう。
中には旅行先でも手に入るものもあるでしょうが、犬の環境の変化ストレスを考えると、「いつもどおりのもの」を準備してあげるのがベストです。
では、必要なものをピックアップしてみましょう。
ワクチン証明書
狂犬病予防注射証明書、混合ワクチン接種証明書は必ず忘れずに!
宿泊先やドッグランなどで提示を求められることが多々あります。
これは楽しい旅行にするためにも1番最初にカバンにいれておきましょう!
私は初めての犬との旅行で、見事にワクチン接種証明書を忘れました。
そのせいで行きたかったドッグランに行けずだったので、その失敗から一番最初に書かせていただきました。
いつものご飯とおやつ+容器
旅行の日数プラス2日分のご飯とおやつ、いつも使うご飯のお皿と水の器を持っていっています。
ご飯は1食分ずつ小分けにしていくとすぐに用意もできて楽です。
普段手作りご飯を与えている場合は、日帰りなら普段のメニューを冷凍して持っていくなどしている方もいるかもしれません。
が、旅となると、凍ったまま持ち運ぶのは難しくなりますので、できれば旅行の時だけ市販のドライフードが安心かもしれません。
パウチのものも夏場は持ち歩きのことを考えると避けた方がいいと思います。
おやつもいつもより多めに持っていくことをオススメします。
我が家の犬は慣れない環境のせいか、全くご飯を口にしてくれず、おやつのジャーキーをちぎって混ぜたらもぐもぐ食べてくれました。
他にも興奮しすぎて落ち着かない時に落ち着かせるために、コマンドを出す際にも結構な量をあげました。
トイレグッズ
トイレシーツ、オムツ、おしりふき、ゴミ袋、トイレトレーがあると安心です。
ペット可の宿泊施設ではトイレシーツは用意してある場合が多いですが、トレーとなると衛生的にも用意してある場所は少ないと思います。
私が今までに行ったお宿ではトイレトレーがあった経験は今のところありません。
普段からシーツだけでも用を足せる子ならば予備のシーツを持っていく程度でも問題ないと思います。
でも、トレーがないと落ち着かない子や足をあげるとはみ出してしまう子、そんな場合はいつものトイレトレーがあると汚さずに済みます。
トイレトレーでなくても、大きめの防水シートなどがあるととても便利ですよ。
キャリー・クレート・リード
「リードなんか忘れない!」と思ったあなた。意外と忘れます(笑)。
散歩と違い、車やキャリーで移動の時ってついつい忘れてしまうんです。
出かける前に必ず確認することをおススメします!
キャリーですが私は絶対に必要だと私は思います。
車以外での移動ならばだいたいは持って行くと思いますが、犬のためにも、周りの方のためにもできれば持って行きましょう。
もちろん大型犬は厳しいのであくまで小、中型犬の場合です。
ホテルの予約時にも、部屋以外はできればキャリーもしくはリードで、と事前に伝えてくれる場所も多かったです。
本当はキャリーに入れたいのに苦手で入ってくれない…。
それならば、リュック型やスリングのもので今から慣らしておくのがいいでしょう。
あなたの体温を感じられるタイプのものなら案外すんなり入ってくれるかも。
クレートは寝床として、トイレとして、車での移動中に入っていてもらうなど、色々使い勝手がいいのでぜひ活用したいですね。
折りたたみタイプのものもあるので、1つ持っておくことをおススメします。
薬やケアグッズ
常備薬や救急セットなどは忘れずに!
他にも体拭きシートやブラッシングセット、歯磨きセット、虫除けスプレーがあると、アウトドアでも役に立つはずです。
コロコロローラーもあると便利です。
迷子札
迷子になった時用の迷子札を首輪につけておくと安心です。
見つけていただいた方から連絡が来るように、あなたと犬の名前や電話番号を書いておきましょう。
自分の匂いの付いたもの
おもちゃや毛布、タオルなどの自分の匂いの付いたものや、いつも使っているお気に入りのものを持っていくと安心してくれます。
まとめ
いかがでしたか?
初めは不安かもしれませんが、ワンコと一緒の旅行はとっても楽しいですよ!
大変だったけどまた行きたいとなってしまうはず!
初めての旅行はとにかく準備万端にするのがポイントです。
慣れてくれば、ワンコに合わせた「うまい手の抜き方」も見えてくるでしょう。
しっかり備えて出かけて、最高の思い出を作ってきてくださいね。