風邪をひいたらちゃんと治そう!治りかけの時の過ごし方が大切な理由とは?
風邪をひいてしまったら、とりあえず大人しく休養するしかないですよね。
でも、治ってきて熱が下がり、身体を動かしてもそこまでキツく感じなくなると、休んでいた分を取り戻さなきゃ!と、ちょっと頑張り過ぎて、結局ぶり返す…なんて経験ありませんか?
風邪の治りかけは、本当に治ったわけではないので、免疫力も落ちたままで、新しい風邪などのウイルスにも感染しやすいそうです。
体力も本調子までは戻っていないので、無理をすることで負担がかかり、また熱が上がってしまうことも。
風邪をぶり返さないためには、治りかけの過ごし方が大事ということですね。
では、早く治したいからと、お風呂に入ったり、運動で汗をかくことはどうなのでしょうか?
今回は、風邪の治りかけの過ごし方についてチェックしてみたいと思います。
風邪が治りかけの時にお風呂がいけないと言われる本当の理由とは?
風邪の治りかけに、お風呂に入ることがダメと思っている人は結構多いのではないでしょうか?
小さい頃に親に言われた記憶がありますよね。
でも実は、お風呂に入ること自体がNGな訳ではなく、湯冷めすることで風邪をぶり返すことがあることからNG扱いされているんですって。
ちょっと前のお家のスタイルでは、浴室に隙間風が入ってきたり、離れにお風呂があることが普通だったので、どうしても湯上りに身体が冷えてしまいます。
このために、お風呂に入ることを避けたのでしょう。
また、銭湯を利用することも多かったので、これも移動する時に湯冷めしてしまいますよね。
そんなところから「風邪の治りかけにはお風呂に入るな」という話が広まったと言われています。
銭湯などの公共の場に行くと、人にうつしてしまう心配や、他の風邪がうつる場合も考えられますもんね。
今なら、お風呂に隙間風が入るということもないですし、離れにお風呂があることもほとんどないので、あまり神経質に捉えることはないようです。
40℃のお風呂に20分くらい入ることで、身体の芯まで温まり、免疫力も上がるので、風邪の治りかけに入ると、治りを早めることが期待できるという話もあります。
ただ、熱すぎるお風呂に入ったり長風呂をしてしまうと、体力を消耗してしまうのでダメですよ。
お風呂からあがったら、身体が冷えないようすぐに水分をしっかり拭き取りましょう。
髪の毛を洗った場合は、時間を置かずすぐに乾かすようにしてくださいね。
可能なら脱衣所などの室内も、温度差が出ないように暖房器具で温めておくといいでしょう。
湯上りは、しっかり温まると、汗をかきますよね。
この汗もしっかり拭き取るようにしてください。
汗で衣類が湿ると、乾く時の気化熱で体温が奪われてしまいます。
汗がしっかりひいたら、靴下やレッグウォーマー、カーディガンを着用したり、布団の中に湯たんぽなどを入れて温めておくと、身体も冷えにくいと思います。
お風呂でしっかり温まっても、布団に入るまでの時間が長いと、また身体が冷えてしまいそうですよね。
なので、汗が引いて、でもまだ温かく感じる。くらいの早めのタイミングでお布団に入るのがオススメです。
風邪の治りかけに運動で汗をかくのはNG?風邪がぶり返してしまうのはどうしてか調べてみた!
普段から運動をしている人であれば、風邪が良くなってくると、運動も再開することが多いと思います。
ですが、運動でかいた汗をそのままにしてしまうと、汗が蒸発する時に身体が冷えてしまいます。
これが原因で風邪をぶり返すこともあるので、注意が必要ですね。
また、長時間の運動や、身体に負担のかかる筋トレも、体力を消耗してしまいます。
こんなことが原因で風邪がきちんと治らないこともあるそうですよ。
ジムやスタジオに通っている人の場合、治りかけだと周りに風邪うつす心配や、新しく風邪をもらってしまう可能性もあります。
ジム通いは完全に治るまではお休みした方がいいでしょう。
風邪の治りかけの運動が全くいけないという訳ではなく、ウォーキングやストレッチなどの軽い運動を30分くらいに抑えれば、大丈夫なんだそうですよ。
ただ、汗で身体が冷えないように、目に見えて汗をかいていなくても、洋服が何となく湿っぽいと感じる時には、着替えておくと安心です。
他にも、風邪がぶり返してしまうのは、睡眠不足で免疫力が低下していることが理由の場合もあるそうですよ。
免疫力は、寝ている間に高まると言われているので、もう体調も良くなったからと油断して、夜更かしするのはやめましょうね。
人がたくさん集まる場所に行くと、ぶり返すことも多いですよね。
なるべく人混みは避けるようにしたいところですが、どうしても避けられない時には、マスク着用!
帰宅後は、きっちりうがい手洗いをして対処するといいですね。
まとめ
いかがでしたか?
せっかく良くなってきたのに、風邪をぶり返してしまったら困りますよね。
治りかけでも過信しないで用心して過ごすことが大切です。
私自身、ある程度身体が動くようになると、普通の生活をしてしまい、症状が悪化した経験があるので、気をつけたいと思います。
お風呂に入ったり、運動をしたい時には、身体を冷やさないこと、必要以上に負担をかけないことに注意して、体調とも相談しながら決めてくださいね。
しっかり治るまでは無理をせずに、消化がよくて栄養のあるものを食べ、睡眠もきちんとるようにして、早く元気になるように対策していきましょう。