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3歳までには!?子供の口呼吸を治したい!上手に治す方法ってある?

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あっと気づいたら子供が口呼吸をしていた。という経験はありませんか?

子供が口呼吸をしている。という時は、鼻がつまっているなどの何かしらの原因があることが多いそうです。

その時は仕方ないのかもしれませんが、鼻づまりなどが治まってもやっぱり口呼吸をしている、ということになると、これは癖になってしまった可能性がありますよね。

それだけではなく、口を閉じる力が弱かったり、姿勢が悪いなど、様々な理由が原因で、口呼吸になってしまうこともあるんだそうです。

鼻呼吸ではなく口呼吸が普通になってしまうと、見た目が悪い他にも、デメリットが沢山あります。

そこで、子供の口呼吸をきちんと治すためにはどんな方法がいいのかを調べてみました。

 

鼻呼吸vs口呼吸!酸素量に違いがあるって本当?実はいろんなデメリットが!

口呼吸をしている時は、小刻みに息を吸う胸式呼吸になってしまいます。

このため、鼻呼吸に比べると、身体に取り込める酸素量が減ってしまうそうです。

身体に入る酸素量が少ないと、脳や細胞に送られる新鮮な酸素も減ってしまうことになりますよね。

そうなると、ボーっとすることが多くなったり、よく眠れないなどということにもつながりかねません。

 

また、常に酸素量が少ない状態になるので、沢山の息を吸うために頭が身体の前に出て、猫背になってしまうこともあるそうですよ。

猫背などで姿勢が悪くなると、腹筋や横隔膜がきちんと使えないので、余計に呼吸が浅くなり、悪循環に陥ってしまうことも考えられます。

 

口呼吸が長く続いていると、あごの筋肉が発達しにくくなり、歯並びが悪くなったり、出っ歯になることもあるとも言います。

あごの筋肉が発達していないと、顔の歪みが起こるという話もあるので、ちょっと怖いですね。

 

他にも、風邪や喘息になりやすくなったり、虫歯、歯肉炎、口臭の原因にもなると言われています。

鼻呼吸をしていれば、空気中のホコリやウイルスを吸い込んでも、鼻の毛や粘膜がフィルター代わりをしてくれますが、口呼吸の場合は、そのフィルターの役割がありません。

なので、のどにホコリやウイルスが直接入り込んでしまうので、普通の人よりも風邪をひきやすくなってしまうんだそうです。

 

鼻呼吸をしていれば、吸い込んだ冷気がのどや気管支に到達するまでの間に鼻で温まっているんだそうです。

ですが、口呼吸をしてしまうと冷気はそのままなので、これが原因で喘息になる可能性があると言われるのだとか。

確かに、寒い時に口で呼吸をすると、冷たい空気が直に伝わって、ちょっとむせてしまった覚えがありますね。

 

虫歯や歯肉炎、口臭にの原因と言われる理由は、口呼吸で口の中が乾燥するから。

唾液の持っている抗菌作用が弱くなってしまうんですね。

唾液には、初期の虫歯などの、傷んだ歯を修復する力もあるそうですが、唾液の乾燥によってその働きが弱くなり、虫歯の進行も早まると言われています。

 

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口呼吸の上手な治し方!子供のための便利グッズとは?

鼻づまりが原因で口呼吸をしがちな子供の場合には、市販の鼻腔を広げるテープを貼ってあげると、鼻の通りが良くなって、口呼吸が治ってくるそうです。

 

寝る時に口にテープを貼って、鼻呼吸に誘導するような商品も効果があるという話ですが、鼻で息ができない時には危険なので、様子を見て試してみるとよさそうですね。

 

また、口を閉じるために必要な口の周りの筋肉を鍛えるために、シャボン玉や、吹き戻し(ピロピロ笛)を吹かせてもいいようです。

シャボン玉は、ゆっくり息を吹くようにするといいそうなので、「大きいシャボン玉作ってみよう!」などと言って誘導すれば、楽しく改善できそうですね。

 

他にも、口呼吸を治す方法を調べてみたところ、道具がいらない手軽なものもありました。

「あいうべ体操」と言って、あーいーうーべーと、大きくてゆっくりした動きで口を動かし、べーの部分で、舌を思い切り出します。

目安は、1日30セット(3分間)とのことですが、子供が飽きてしまわないよう、最初は、回数を少なめで始めてみてもよさそうです。

「あいうべ体操」は、口呼吸の改善の他にも顔のむくみ取りなどにも効果があるそうなので、子供と一緒にママも習慣にしてみてはいかがでしょうか?

 

普段の食事でも改善ができます。

少し噛み応えのある野菜などを食べさせるようにすると、あごや口の周りの筋肉がよく使われるので、口呼吸の改善に期待できるそうですよ。

軟らかい食べ物だけではなく、子供が無理なく噛み砕けるような、ちょっと固めのメニューを取り入れていってもいいですね。

ただ、鼻のつまりが酷かったり、歯並びが悪いなどの場合には、なかなか治らないこともあるので、必要に応じて、歯科や耳鼻咽喉科で診てもらうこともオススメします。

 

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まとめ

口呼吸で風邪をひきやすくなったり、虫歯になるのは聞いたことがありましたが、顔の歪みや、歯並びまで悪くなる可能性があるのには、ビックリですね。

鼻呼吸に戻すためには、口を閉じる癖をつけたり、口周りや、あごの筋肉を鍛えることも大切になります。

子供が口呼吸になっている原因によっては、自宅で改善するのが難しい場合もあるので、病院で相談してみてもいいでしょう。

口呼吸を治すためには、最低でも1ヶ月くらいは必要になってくるそうなので、焦らずに、遊び感覚で改善方を続けられるといいですね。