カーネーションの切り花を日もちさせるコツとは!?長く楽しめるちょいテクをご紹介
母の日のプレゼントなどでおなじみのカーネーション。
可愛らしい花束をもらうとどんなシチュエーションでも嬉しいですよね。
そして、もらった花束は綺麗に飾りたいし、長く楽しみたいもの。
実はカーネーションの切り花は、一般的に、他の切り花よりも長持ちしやすいと言われています。
とは言っても、ただ単に水を入れた花瓶に刺しておけばいいということではなく、基本的な管理は大切です!
せっかくもらった花束ですから、枯らさずにできるだけ長く楽しめるように、基本的なお手入れ方法をチェックしてみましょう!
カーネーションの切り花は長持ちしやすい!でもすぐしおれてしまうことも?
カーネーションの切り花は、気温によって日持ちが変わるそうで、暖かい夏には10日前後、寒い冬には20日くらいは持つようですよ。
日々のお手入れ次第でも変わってくるので、大体の目安と思っておくといいですね。
カーネーションに限らず、活けた切り花がしおれてしまうのは、きちんと水が吸い上げられないから。
例えば切り花を入れた花瓶の水を取り替えずにいると、汚れて濁ってしまい、水の中にバクテリアが繁殖してしまいます。
繁殖したバクテリアは、茎の水の通り道になる道管を塞いでしまうので、カーネーションが水不足になってしまい、しおれるそうです。
また、茎の切り口が潰れていても、うまく水を吸い上げられないので、しおれてしまう可能性があるようですよ。
また、気温の高い場所に飾っていると、水が腐りやすくなったり、花の呼吸も早くなるので、しおれるのが早まってしまうとも言われています。
クーラーの風に当たるような場所も、乾燥してしまうので注意が必要です。
お花を飾る時には、日当たりのいい場所に…と思ってしまいますが、切り花の場合には、日光は特に関係ないそうです。
反対に、薄暗くて、ちょっと涼しい所に飾るのがいいと言われているので、お部屋の中で適切な場所を探してみるといいでしょう。
玄関やトイレがオススメですが、リビングに飾りたい時には、直射日光や、クーラーの風を避けられる場所に飾って楽しんでくださいね。
カーネーションの切り花を長く楽しむには?育てて楽しむ生け方とは?
カーネーションの切り花は、茎を水の中で3cmくらい切ってから花瓶に活けるといいそうです。
ラッピングされた花束を貰った時には、ちょっともったいないですが、ラッピングは取ってくださいね。
茎を切る時には、花切りばさみなどのよく切れるものを使って、斜め45度くらいに切ると、断面が広くなって水を吸い上げやすくなります。
水の中で茎を切るのは、茎の中に空気が入ることを防いだり、断面が乾燥してしまうことを防ぐためなんだそうですよ。
バケツなどの容器に水を溜めて切るのがいいようですが、ない場合には、綺麗にした洗面台に水を溜めて、その中で切ってもいいでしょう。
茎を切った後、しばらくそのまま水に浸けておくと、しっかりと水を吸い込んでくれるそうです。
また、花瓶に生ける時には、葉っぱが水に浸かっていると、水が腐りやすくなるので、余分な葉っぱは取り除いておくこともオススメします。
カーネーションの茎の節は、力を入れすぎると折れてしまうこともあるそうなので、葉っぱを取る時には、下に優しく引っ張るようにするといいそうです。
水の量は、花瓶の大きさやカーネーションの長さによっても変わってきますが、6.7割くらいの量が目安になります。
水を入れた花瓶に挿しながら、どこまでの葉っぱが浸かるのか確認して、調整していってくださいね。
他にも、切り花を長く楽しむためには、花瓶の水の交換も大切になってきます。
交換の頻度を調べてみたところ、毎日交換した方がいいという意見と、毎日交換するのは夏場で、それ以外は3日~5日に1回でいいという意見がありました。
部屋の中の温度などによって、状態が変わってくるので、一概には言えないようですね。
私自身、ちょっと忘れっぽい性格なので、水の交換が変則的になるよりは、毎日の習慣にした方がいいかな?と思ってしまいました。
花瓶の水を清潔に保つことを第一に考えつつ、頻度に関してはあなたが管理しやすい日数で交換していくといいでしょう。
花瓶の水を交換する時には、花瓶や茎についたぬめりも、きちんと落としておかないと、バクテリアが繁殖してしまう可能性があるので要注意。
ぬめりを落とした茎は、花瓶に戻す前に、水の中で1cmくらい切り直したり、傷んだ部分を切っておくと持ちが良くなります。
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まとめ
カーネーションを長く楽しむためには、咲き終わった花や、小さすぎるつぼみを取り除いておくことも必要なんだそうです。
また、つぼみを触った時に、中がスカスカだったり、硬い感触がある場合、そのままにしても咲かない可能性があるので、取ってしまっていいそうですよ。
鉢植えで花を育てている時には、適度な水あげをしますが、切り花の場合は、水の交換をして、清潔に保つことが大切になりますね。