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もしもメジロを保護したら?餌や飼育などで気をつけたいこととは?

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春先になると見かけるようになるメジロ

可愛らしい見た目と、綺麗な鳴き声なので愛好家も多い鳥ですね。

以前は飼っている方も結構いたようですが、今では、飼育禁止になっています。

 

でももしも、目の前で弱ったメジロを見つけてしまったら、いても立ってもいられないですよね。

メジロなどの野鳥を保護する時には、きちんとした決まりがあるそうです。

どんな決まりなのか、チェックしてみました!

 

メジロの雛は保護しちゃダメ?意外と知らない野鳥に関するルール!

メジロの雛は、あまり飛べない状態でも、巣立ちすることがあるそうです。

そのため、巣から落ちて迷子になってしまったと勘違いして、保護してしまうことも多いと言われています。

 

また、巣立ち前の雛が、誤って巣から落ちてしまうこともあるそうです。

巣立ち前の雛の場合、目がきちんと開いていなかったり、羽毛もきちんと生えそろっていないので、道端で見つけたら心配になってしまいますね。

ですが、近くに親鳥がいることも考えられるので、すぐに保護せずに、少し離れた場所から見守ってあげることも大切なんだそうです。

 

これから親鳥が自然界で生きていくための教育をしてくれるので、むやみに保護してしまうと、生きられない可能性もあると言われています。

雛が道端にいて、車や外敵に襲われることが気になる場合には、隠れられる場所に移動させたり、木の枝などに止まらせてあげるといいでしょう。

 

もしも見かけたメジロの雛が出血をしていたり、明らかに弱っている様子の時には、保護してしまった方がいいようです。

メジロを保護する時には、タオルやハンカチなどを使って、背中側から優しく包むように持ち上げます。

保護したら、まずは動物病院へ直行しましょう。

動物病院に連れて行く時には、贈答用のお菓子の箱や、プラスチックのケースなどのフタに空気穴をあけて、メジロを中に入れるといいそうです。

箱の中には、新聞紙やティッシュを多めに敷いておき、メジロの体温が下がらないように、外側にカイロをつけておくといいそうですよ。

弱っていても、保護しようとすると抵抗することもあり、余計に体力を消耗させてしまう可能性もあるので、できるだけ怖がらせないように注意が必要です。

 

メジロに限らず、野鳥を保護した場合には、各都道府県にある、「鳥獣保護窓口」に連絡をすることが必要になります。

連絡をしなかった場合には、善意の行為だったとしても、法律違反になってしまうので、気をつけたいですね。

 

また野鳥を触った後には、感染症などの心配もあるので、しっかり手を洗うことも忘れずに!

こういったことも、保護して動物病院へ直行しておけば、獣医さんのアドバイスやサポートがいただけると思います。

 

ちなみに、メジロを含む野鳥の飼育自体は禁止されていますが、庭などにバードハウスを作って観察したり、写真を撮ることは大丈夫なんだそうです。

季節や、置いておく餌によって、色々な種類の野鳥が来るので、面白そうですよね。

メジロを観察したい場合には、バードハウスの入り口を少し小さめにして、リンゴやミカンなどの果物、砂糖水を置いておくといいそうです。

近所の人に迷惑にならない範囲で、楽しんでみてはいかがでしょうか?

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もしもメジロを保護したら?飼育が許可されるケースと飼育の仕方とは?

繰り返しになりますが、メジロなどの野鳥がケガをして弱っている場合には、鳥獣保護窓口に連絡をすれば、一時的に自宅で保護することができます。

 

お家では、身体を温めてあげられるように、ペットボトルにお湯を入れたものや、カイロを用意しておくといいでしょう。

カイロを使う場合には、箱の中に入れてしまうと、中が酸素不足になってしまう可能性があるので、外から温めるようにします。

 

メジロのエサは、リンゴをすりおろしたものや、バナナなどの果物の他、果汁100%のジュースでもいいそうです。

 

メジロが自分で餌を食べてくれない時には、片手で背中側から軽く持って、親指と人差し指でくちばしの根元を固定。

もう片方の親指と人差し指を使ってくちばしを優しく開けて、喉の奥の方に餌を入れてあげます。

 

一回に沢山の量を食べるよりも、時間を置いてこまめに食べるそうなので、様子を見ながら調整するといいでしょう。

メジロの体調など、状態によっても変わってくるので、不安なことは、獣医師や専門機関に相談すると安心です。

 

メジロは、見た目や鳴き声も可愛いので、そのまま飼いたくなりそうですが、ペットとしての飼育は禁止なので、元気になった時には自然に返してあげましょうね。

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まとめ

いかがでしたか?

可愛らしいヒナが道端などで鳴いているのを見つけたら、ついつい手を差し伸べてしまいそうになりますよね。

でも、必要以上の手助けは禁物と肝に命じておきたいですね。

メジロなどの野鳥を保護したら、きちんと窓口に連絡をして、その時に今後のことについても相談してみるといいでしょう。

弱ったメジロが元気になって、自然に帰れるようになってくれるといいですね。