お正月飾りはいつまでに飾るか決まっている!?飾り終えた後の処分方法は?
実家で暮らしていた時は、お正月飾りは気が付けば飾られていました。
独立した今となっては、自分でお正月飾りを用意して飾る必要に迫られています。
お正月飾りを飾ったら、今度は仕舞う事にもなりますよね。
ちょっと気が早いですが、今日は正月飾りはいつからいつまで飾っておくものなのかなどを調べてまとめてみました。
ちなみに、お正月飾りや去年のお札などは、どんど(どんどん)焼きへ持って行って炊き上げてもらうのが通例ですよね。
でも、どんど(どんどん)焼きって、だいたい行われるのは平日。
それじゃぁ仕事もあるしどんど焼きに行けない!という人も多いと思います。
実は私もその一人。
なので今日は、自宅でできる正月飾りの処分方法についても併せてご紹介します!
お正月飾りはいつからいつまで飾ると良いのか!?
正月飾りを飾る期間は決まっている!?
歳神様を迎える為に飾られるのが、正月飾りです。
歳神様は清められた家に来てくれると言われているので、正月飾りを飾る前に、まずは大掃除を済ませておく必要があります。
すす払い、とも呼ばれている大掃除は、昔は12月13日頃には終えておくのが習わしでした。
しかし、忙しい現代では中々難しいですよね。
なので、最近ではクリスマスが終わった後、26日以降から掃除を始める、という人も多いでしょう。
私もそうです。
頑張って暮れの大掃除をやっつけて、お正月飾りを飾りましょう。
ちなみに、お正月飾りを飾るのに相応しくない日があるので注意して下さいね。
12月29日は、苦しみに繋がる9が付く日です。
さらに、月末なので、くがまつ(苦が待つ)という事で二重苦の日となるため、縁起が悪い日となります。
そして、12月31日の大晦日に慌てて飾るのも、歳神様に対して失礼にあたります。
なので、29日と31日を除いた、大掃除を済ませた12月中旬頃~12月30日がお正月飾りを飾るのに適した日となります。
とはいえ、繰り返しですが習わし通りに12月半ばに大掃除を済ませるなんて無理!
なので、12月28日までには大掃除を済ませて、お正月飾りも飾り終える。
と考えていればいいでしょう。
と、書きながら、今年の12月のカレンダーを見たら、会社の最終出勤日が28日。。。(笑)
こりゃもうこまめに週末を利用して、分断大掃除をするよりないですねー!
お正月飾りを外す日も決まっている!
お正月飾りをいつまで飾っておくのかは、飾りや地域によってやや異なります。
門松やしめ飾りなど、鏡餅を除いたお正月飾りは「松の内」まで飾るものとされています。
関東では1月7日まで、関西では1月15日までが松の内ですので、これを過ぎたらお正月飾りは外しておきましょう。
処分方法については後ほどご紹介しますね。
鏡餅については、「鏡開き」の時まで飾っておく事になります。
鏡餅は歳神様へのお供え物です。
鏡餅を食べる事で歳神様から、無病息災や幸運を得られる、と考えられていました。
なので、家族でお雑煮を食べたりお汁粉を食べたりするんですね。
こちらも関東と関西では日にちが異なっていて、関東では1月11日、関西では1月20日が鏡開きです。
お正月飾りを処分するには
お正月飾りは松の内まで、飾っておき、外したあとは、基本的に神社に持って行って処分する事になります。
どんど焼きやお焚き上げ、などと呼ばれて行われている行事にあたりますね。
神社によって行う日が異なるので、近所の神社のどんど焼きの日程を調べておきましょう。
しかし、どんど焼きに行く時間が作れなかったり、燃やせない材質の正月飾りもあります。
そうなると、自宅で処分する、という事になります。
でも歳神様をおもてなしした縁起物ですから、なんだか捨てにくいですよね。
そんな時は、自宅でできるお清めの手順を踏んで処分すれば大丈夫です。
以下の手順を踏んで、お清めしましょう。
- 新聞紙、塩(あれば粗塩)、処分したい正月飾りを用意する。
- 広げた新聞紙の上に、正月飾りを置く。
- 正月飾りに塩を上から一文字を書くように、左、右、左、とふりかける。
- 広げていた新聞紙にくるんで、自治体のごみ捨て方法に沿って処分する。
どうしてもどんど焼きに行く時間が取れない、という時には参考にしてみて下さいね。
まとめ
正月飾りをいつまで飾っておくのか、処分方法についてもまとめてご紹介しました。
12月はついつい楽しいクリスマスに気を取られがちですが、年末年始の日本の大切な習慣でもある大掃除とお正月飾り。
時間を作ってちゃんとやっておくことで、気持ち良いお正月が迎えられることだけは間違いありませんよね。
今年の仕事納めは28日、という人も多いかもしれませんので、なるべく早めの大掃除を計画することをお勧めします!