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ナイフとフォークの正しい持ち方と使い方を知って、フルコースを楽しもう!

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結婚式や、記念日のちょっといいレストラン、大事な会食などなど、普段行かないちょっといいお値段のレストランで食事をするときって結構緊張しちゃいますよね。

特に、テーブルマナー。

ナイフとフォークはどう使うのが正解なの?と慌ててしまうと、せっかくのお料理も味が楽しめません。

 

そんな時に余計な緊張をしないためにも、今日はフルコースを食べるときのナイフとフォークの扱いについてチェックしてみたいと思います。

 

その前に、ナイフとフォークの正しい持ち方のおさらいです。

基本的に利き手でナイフ、反対の手でフォークを持ちます。

どちらも軽く握り、柄の部分に人差し指を添えましょう。

このとき、背筋は伸ばし、顎を引いて、脇を締め姿勢を正すとキレイですよ。

ちょうどピアノを弾くときの姿勢をイメージしてみてください。

腕は軽くテーブルに触れても大丈夫ですが、肘は乗せないようにしましょう。

食事をするときはナイフとフォークがハの字になるように持つとスマートです。

 

フォークは、背(山なりになっている方)に食材を乗せて食べるのも、と勘違いしている人が多いのですが、実は間違いです。

食材を刺して食べるほかは、スプーンのように内側ですくって食べてください。

ナイフでお肉などを切るときにのこぎりのようにギコギコするのもスマートとは言い難いです。

ナイフは、押すときに切れるよう作られています。

引くときは力を入れず、すっと引き、押すときに力を込めるようにすると切りやすいです。

 

それでは、難しそうに見えるテーブルマナーについて見ていってみましょう!

 

正しいナイフとフォークの置き方の基本。どれから使えば良いの?

ナイフとフォークには正しい置き方があります。

フルコースですと、メインのお皿の右にも左にも、さらには上にもナイフとフォークがあって、どれから持てばいいのか混乱してしまいますよね。

ナイフとフォークは、一番最初に使うものが一番外側になるよう置くのが基本です。

上に置いてあるフォークなどはデザート用のことが多く、使うのは一番最後です。

使うときはサービスマンが手元に置いてくれるか、「こちらをお使いください」と伝えてくれますので、最後までとっておきましょう。

 

ナイフは、必ず刃を内側(自分の方)に向けるのが、正しい置き方です。

フォークは、メジャーなのは、背を下にした置き方です。

稀にフランス式のセッティングで、背を上に向けることもありますが、これは、フォークやスプーンに家紋を刻印している場所が異なるためそうなったと言われています。

 

食事中、ちょっとナイフとフォークから手を離す時も、ナイフの刃は内側を向くように、フォークは背を下にしてください。

特にナイフの刃を内側に向けるのは、「あなたを攻撃するつもりはない」という意思表示として、テーブルマナーの歴史の中でも重んじられてきた置き方です。

 

また、食事の途中でナイフとフォークを置くときは、ナイフとフォークをお皿の上にハの字型に乗せるようにします。

お皿の上に乗せるのが難しい場合は、持った形のまま左右の縁に先端を乗せます。

これは、サービスマンに「まだこのお皿の料理を食べています」のサインになります。

 

お箸のようにナイフとフォークを揃えてしまうと、お皿にお料理が残っていても「もうこれ以上食べません」のサインになってしまうので気をつけてくださいね。

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ナイフとフォークはどうしたらいい?食べ終わりのときの置き場所

まだ食べるつもりだったお料理が、ちょっと席を立ったすきに下げられてたなんて話、聞いたことありませんか?

テーブルマナーでは、ナイフとフォークの置き方で、食べ終わりかそうでないかを示しています。

先程も少し触れましたが、食事の途中で「まだこのお皿の料理を食べています」というときは、ナイフとフォークをハの字にしてお皿に置いておきます。

 

では、食べ終わりのときにはどうしたら良いのでしょうか。

食べ終わりのときには、ナイフとフォークを揃え(ナイフの刃の向きに注意!必ず内側に)、お皿の上に乗せておけばOKです。

この時、柄を利き手側に揃え、お皿の右斜めに揃えるのがメジャーです。

向きは国によっても多少違うのですが、よくみるこの斜めのスタイルはアメリカ式と呼ばれ、日本でもこのスタイルが一般的。

 

そうやってナイフとフォークで「食べ終わりました」をサインを出しておけば、まだお料理が残っていてもお皿を下げてもらえます。

お皿をキレイに空にできればいいですが、苦手な食材があったりお腹が一杯になって食べきれないときってありますよね。

そんなときは無理せず、ナイフとフォークの置き方で食べ終わったことをサービスマンに伝えましょう。

 

やってはいけないのが、食べ終わりの時に使ったナイフとフォークを元の位置に戻すこと。

テーブルクロスに汚れがつきますし、サービスマンも下げにくく良いことがありません。

食べ終わりの時には必ず、ナイフとフォークをお皿の上に揃えて置くようにしましょう。

 

ナイフとフォークをスマートに使って、ゴージャスな食事も気軽に楽しもう!

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フルコースの時に、ナイフとフォークの使い方を知っておくと、余計な緊張をせずお料理をしっかり楽しむことが出来ます。

ナイフとフォークは軽く握ってハの字に。

フォークの内側で、すくうようにして食材を乗せてOK

ナイフとフォークは外側から使う。

これだけ頭に入れておくだけでも違いますので、是非覚えておいてください。

 

それ以外にも細かくかきましたが、テーブルマナーは、実際はそこまで重視されるわけではありません。

もちろん、ナイフとフォークの正しい使い方を知っておくことはとても大切なことですが、

いちばん大切なのは、一緒に食事をする人と楽しく穏やかにお料理を楽しむこと。

憧れのフルコースのお料理、ナイフやフォークの使い方に振り回されず、心から楽しんでくださいね!