子猫には子猫専用の餌を選ぼう!成長に合わせたおすすめのフードタイプは?
子猫って柔らかくて、暖かくて、ふわふわで…見ているだけで幸せな気持ちになりますよね。
そんな可愛い子猫の餌ですが、成長に合わせてタイプを変えていくのがおすすめです。
子猫と呼ばれる時期は、生まれてから1歳頃まで。
成長に合わせたフードタイプは3段階に分けられます。
①生まれてから1ヶ月程はミルク
②それから徐々に離乳食を与え
③生後4ヶ月を過ぎると子猫用のドライフード(カリカリ)へと移行していきます。
どの場合も栄養価が高くタンパク質がしっかり摂れる子猫専用のものを選ぶようにましょう。
ということで、今日は子猫ちゃんの成長に合わせたご飯のあげかたをチェックしていきたいと思います!
子猫の餌の量はどのくらい?子猫の月齢別に、目安量を知っておこう!
子猫にあげる餌はどのくらいの量が適してるのでしょうか?
これを知らないと、餌が少なくて栄養がしっかり摂れなかったり、食べさせすぎて肥満にしてしまうことがあります。
子猫の成長に合わせたフードタイプの餌を、目安量を守ってあげるようにしましょう。
①生まれてから1ヶ月ほどはミルク
量の目安は、生後2週間で5~10mlを1日に6回ほど。
生後4週間では、10~15mlを1日に5回ほどです。
この時期はあまり量に神経質にならず、欲しがるだけあげても問題ありません。
飲める量に個体差があるので、「それだけ飲んだか」よりも「元気に動き回っているか」を目安にすると良いです。
子猫は、人間の赤ちゃんと同じように生まれたては歯がありません。
子猫の乳歯が映え揃うまでは、子猫用の粉ミルクをお湯に溶かし、人肌まで冷まして哺乳瓶で飲ませましょう。
牛乳は、子猫によってはお腹を下す危険があるのでやめてください。
体力のない子猫は、お腹を下すだけでも命の危険があります。
②生後1ヶ月を過ぎたら離乳食を
子猫の乳歯が生えろってきたら離乳食を始めましょう。
あげる餌のメーカーにもよりますが、離乳食に慣れてきたら1日の総量は300gほど。
一度に300g与えず、3回ほどに分けてあげてくださいね。
はじめはムースタイプの餌がおすすめです。
手作りをする際は、茹でたささみなどをフードプロセッサーで細かくし、ミルクを少し混ぜて伸ばしてあげると食べやすいです。
はじめは指にすくった一口からスタートし、ゆっくり量を増やしていってください。
③生後4ヶ月を過ぎたらドライフードにチャレンジ
食べる量は、65g~70g前後。
食事の回数は1日2~3回に分けてあげてください。
初めは、離乳食にドライフードを混ぜてふやかしたり、ドライフードにお湯をかけて柔らかくしたものをあげると、離乳食からの移行がスムーズです。
ドライフードも様々な種類がありますが、子猫用の物を選ぶようにしてください。
子猫用のドライフードは、成猫用に比べて少し柔らかかったり、粒が小さくて食べやすかったり、消化しやすく作られています。
ドライフードに移行したタイミングで、水飲み場を増やすのもおすすめです。
餌で水分が摂れなくなるので、新鮮なお水がいつでもどこでも飲めるようにしてあげてくださいね!
子猫が餌を食べないときの対処法は?移行期は餌に興味を持たせよう!
餌の移行期には、子猫が突然餌を食べなくなることがあります。
餌を食べなくなったときには、まず体調をよく観察し、次に環境の変化などでストレスを貯めていないかチェックしましょう。
猫は基本的に食べムラがある生き物です。
1食、2食たべなかったからといって大騒ぎするほど心配する必要はないですが、丸1日なにも食べないとなると心配ですよね。
体調の面や、ストレスに特に問題なければ、子猫が餌を食べないのは餌に飽きたか、餌の切り替えがうまく行っていない場合があります。
特に餌に変化もなく、突然食べなくなってしまった場合、餌に飽きた可能性があります。
その場合は普段の餌に違う餌を少量混ぜて与えてみたり、いつもの餌にささみペーストなどをプラスして味に変化をつけてあげるといいかもしれません。
飽きたからといっていきなり全部を新しい餌に変えず、少しずつ混ぜてあげるのがポイントです。
餌の移行期に、子猫が餌を食べなくなったときは、変化した餌に戸惑っている場合があります。
その時は一つ前の餌を少量用意し、まずはそちらを与えてみてください。
そちらに食いつくようなら、そこに少しずつ次の段階の餌を混ぜ、少しづつ慣れさせていきます。
環境の変化は子猫にとってストレスになります。
お気に入りの餌にいつもと違うものが交じるだけでも、ストレスに感じる子猫もいます。
そろそろ次の餌にしなきゃ!と焦らずに、子猫のペースに合わせて切り替えていってあげてください。
子猫の成長に合わせて餌を選んで、子猫とのハッピーライフを楽しもう!
子猫は人の子と同じように、ミルクから離乳食、離乳食からドライフード(カリカリ)へと、成長の段階に合わせて食べる餌も変わってきます。
子猫専用の餌は、子猫の成長に必要な栄養がしっかり摂れ、タンパク質が豊富です。
子猫の成長度合いに合わせて、それぞれのタイミングに最適なフードタイプを選びましょう。
食べさせ過ぎは肥満に繋がり、子猫の健康を損ねてしまうので、目安量を意識してくださいね。
あなたの子猫ちゃんがしっかり餌を食べて、すくすくと大きく育ってくれますように!