お家で餅つきができる!?道具がなくてもなんとかなるお手軽な代用品とは?
臼と杵でつくお餅は、なんだか特別な感じがして、楽しいですよね。
ただ、お正月などでお餅つきをするお家の場合は別ですが、ほとんどの場合、餅つき用の道具を持っていないことが多いでしょう。
そんな時には、すり鉢やすりこ木、ボール、めん棒などでも代用できるそうです!
そこで今日は、お家で楽しむ餅つきについてチェックしてみたいと思います!
餅つきには大切な、もち米の蒸し方についてご紹介しますよ。
もち米を蒸してお餅つき!炊飯器でももち米は蒸せる?
餅つきをするためには、当然、もち米を蒸して準備をしますね。
実はこれ、炊飯器でもできるそうです。
ですが、炊飯器では「炊く」ことになるので、蒸し器で蒸した場合とは、若干の違いがあります。
もち米は浸水が早いそうなので、お水を入れて炊く炊飯器では水加減が難しく、仕上がりもベチャベチャになりやすいので注意は必要ですね。
一般的には、炊飯器でもち米を炊く時には、もち米1合に対して、お水は180ccが適量。
ただ、炊飯器のメーカーなどによっても違うようなので、実際に作ってみて、好みを判断するしかないかもしれませんね。
もち米をとぐ時は、1回目のとぎ汁はすぐに捨てます。
そのあと3回~4回繰り返してといでいきます。
1回目ですぐにとぎ汁を捨てるのは、もち米にヌカ臭さなどを吸い込ませないためだそうですよ!
もち米は普通のお米とは違って柔らかいので、力を入れすぎてしまうと割れてしまいますが、お餅にする場合には少しくらい割れても大丈夫。
炊飯コースは、白米炊きで良いのですが、おこわコースがあれば、それで炊くのがオススメです。
もち米が炊きあがったら、1度底の方から全体に混ぜ、蓋をして10分~20分蒸らします。
蒸らし終わったら、すり鉢やボールに入れて、すりこ木などでついていくと、だんだんとお餅らしくなっていくでしょう。
餅つきに使うすり鉢などは、あらかじめお湯に浸けておくと、お餅がくっつきづらくなるそうなので、炊いている時に準備しておくと良いですよ。
炊きたてのもち米は熱いので、火傷をしないように注意してくださいね!
もち米のツブツブが無くなって、なめらかになったら完成です。
出来上がったお餅は、もちとり粉などを敷いた上に広げて、お好みの大きさに丸めていきます。
シンプルに醤油や大根おろしでも良いですが、中にあんこなどを入れて食べても美味しそうですね!
お餅つきは、専用の道具がないと出来ないと思っていましたが、この方法なら、少量でも手軽に出来そうな気もします。
炊飯器であれば、火加減などをずっと気にする必要もないので、良いかもしれませんね!
餅つきをするときのもち米のお手軽な炊き方ってないの?浸水時間は短縮できる?
通常、もち米を蒸す場合には、もち米の芯まで火を通すために、半日~一晩くらい浸水する必要があります。
ですが、先ほどお話しした炊飯器でもち米を炊く場合には、浸水時間がいらないそうです!
逆に、もち米を浸水させておくと、柔らかくなりすぎて、まとまりのないお餅になってしまう可能性があるでしょう。
ただ、「30分~1時間浸水させてから炊く」という人もいるので、好みや、炊飯器の違いなのかもしれません。
一度、浸水させずに炊いてみて、もち米に芯が残って硬いなど、好みではなかったら、浸水時間を調整することをオススメします。
もち米を浸水させる水は、50℃のお湯にすると、蒸し器を使う場合でも、3時間で浸水が完了するそうです。
もち米を浸水させているお水、またはお湯は、途中で1回くらい新しいものに交換すると、炊きあがりのヌカ臭さを抑えられます。
浸水時間が長いと、前日からの準備になったりするので、すぐに食べたい時にはちょっと面倒ですよね。
蒸し器を使って蒸すもち米は美味しいですが、時短をするなら、炊飯器が良いでしょう。
また、蒸し器で蒸す場合で、浸水を忘れてしまった時には、お湯を使ってみることもオススメです。
まとめ
すり鉢やすりこ木などでお餅つきをすれば、自宅でも、餅つき大会の気分が味わえるでしょう。
炊飯器でお餅用のもち米を炊くのは、ちょっとコツがいるようですが、手軽に楽しむことができます。
時間がある時には蒸し器で、すぐに食べたい時には炊飯器で炊いてみるなど、用途に合わせて変えてみても良いかもしれませんね。
みんなでワイワイ餅つきをして、楽しんでみてください!