初めての離乳食!赤ちゃんのご飯はいつからどんなものを与えればいいの!?
初めての子育ては毎日が発見で、そしてわからない事ばかりです。
授乳の仕方や沐浴・ねんねの仕方にようやく慣れてきて、生活のリズムも出来始めると、次の課題は離乳食ですね。
さて、離乳食はいつごろから始めればいいのでしょうか?
赤ちゃんによって個人差がありますが、一人でお座りが出来るようになり、お母さんやお父さんが食べている様子をみて興味を持ち始めたら、そろそろ離乳食の開始です。
一般的には5ヵ月頃からのスタートになります。(もちろん個人差があります)
お腹の中から予定よりも早く生まれてきた赤ちゃん、遅く生まれてきた赤ちゃん、二人が同じ月齢だったとしても成長は違います。
焦らず、周りと合わせるのではなく赤ちゃんの様子を見極めることが大切です。
離乳食はどのくらいの量から始めればいいの?あげるものの量や種類の増やし方は?
まず、最初は10倍粥を茶さじ1杯からスタートします。
母乳やミルク以外の物を初めて口にする赤ちゃん。
今までと違う食感、違う味の物を口にするので吐き出したり、嫌がって泣いてしまう場合もあります。
その時は無理に食べさせないようにしましょう。
赤ちゃんは食べられなくて当たり前と言う気持ちで始めて下さい。
逆に、もし赤ちゃんがもっと欲しがったとしても、最初は茶さじ1杯以上を食べさせないように注意してください。
様子を見て問題がなければ翌日から徐々に最大3さじぐらいまで増やしていきます。
この時期は離乳食の慣らしの時期です。
まだまだ母乳やミルクがメインなので離乳食の後に欲しがるだけ母乳やミルクを与えて下さい。
10倍粥以外にパンやイモ類などでんぷん質の食べ物を柔らかくペースト状にして食べさせても大丈夫です。
でんぷん質の離乳食が慣れてきたら、豆腐・野菜・白身魚・などをペースト状にして与えます。
どれも最初の食べ物は茶さじ1杯からスタートして、様子を見て問題なければ、少しずつ増やします。
離乳食初期は初めて食べる物ばかりなので、食べ物でアレルギーを起こす心配があります。
何かあった時に病院へ行ける時間(午前中など)に与えるようにしましょう。
離乳食はいつまで続けるの?終了して普通食になれるのはいつごろ?
赤ちゃんの発育とともに離乳食の硬さも変更していきます。
あくまで目安ですが、どの時期にどのような離乳食を与えていくのかを見ていきましょう。
5・6ヵ月はなめらかなペースト状
まだまだ母乳やミルクがメインです。
7・8ヵ月は舌で潰せる硬さ
お豆腐の硬さぐらいが目安です。
お豆腐のお味噌汁にお湯を足してうすあじにしてから食べさせてみても良いです。
1日2回(朝・夕)にしてみましょう。
9~11か月は歯茎で潰せる硬さ
バナナぐらいの硬さです。
この時期から1日3回にしてみましょう。
12~15か月で歯茎で噛める硬さ
この時期はやわらかめのご飯や大人が食べているおかずをうす味にして小さくカットしたものを食べることができます。
1歳3ヵ月ほどで離乳食が終了することが一般的です。
もちろん個人差がありますので、赤ちゃんのペースに合わせて進めましょうね。
まとめ
離乳食が早く終わる赤ちゃん、1歳半が過ぎても離乳食を食べている赤ちゃん、いろいろです。
でも、2歳や3歳になっても離乳食を食べていることはありませんから、なかなか進まなくても焦ったり心配しないようにしてください。
お母さんが気負い過ぎると、赤ちゃんは敏感に感じ取ってしまい食事の時間が嫌いになる場合もあります。
この時期は食事をするのは楽しいと思ってもらうことがなにより大切です。
大人でも好き嫌いがあったり、食欲のない日もあります。
赤ちゃんも同じように嫌いな物やたくさん食べられない日もあります。
たくさん食べられなかった日は、おやつやフォローアップミルクで栄養を補ったりしても大丈夫です。
食べてくれないと、ママはついつい怖い顔になりがち。(実は私もそうでした)
でも決して無理強いしないのが大切です。
食べない日は赤ちゃんに熱や体調に問題がなく元気であれば心配する必要はありません。
楽しい食卓を囲めるように、ゆっくり始めて下さいね。