夏のお楽しみは美味しいかき氷!シロップが実は同じ味だって本当なの!?
お盆を過ぎてもまだまだ暑い日が続きますね。
単に暑いだけならまだしも、蒸し蒸しジメジメして、気分も滅入ってしまいます。
そんな時、暑さ回避や気分転換のためにかき氷を食べたくなります。
フードコードでかき氷が売られていたらついつい買ってしまったりとか。
私が特に好きなのはイチゴ味です!
しかし、ある日、衝撃的な事を聞いてしまいました。
実はかき氷のシロップの味はみんな同じ、という話です。
嘘でしょ!?
本当なのかどうか、気になって調べてみると、あるシロップの味が一緒だという、衝撃の事実を知ってしまいました。
今回は、そんなシロップの真実と、家で美味しいかき氷を食べる時のポイントについてまとめてご紹介したいと思います。
かき氷のシロップは種類も豊富!色々試して見たくなりますね
いきなりかき氷の歴史ですが、戦前にはかき氷に砂糖をふりかけた、「雪」というかき氷が主流だったそうです。
また、砂糖蜜をかけたみぞれ、小豆のあんこをのせた金時はその頃から作られていました。
今のイチゴなど定番シロップが主流になったのは、戦後だと言われています。
かき氷のド定番!イチゴ・メロン・レモン
実は、このイチゴ・メロン・レモンはみんな同じ味なんです。
とは言っても、見た目も食べた感じも全然違いますよね。
実はこれ、色と香りだけが違うんですって!
じゃあなんで味が違って感じるのか?と思いますよね。
人間の脳は、かなり思い込みが激しくできています。
イチゴの赤い色をして、イチゴのような匂いがしたら、イチゴの味を感じるようになるのです。
そのため、同じ味でも、色と香料が違う事で、違うように感じられるという事なんですね。
本当かなぁと思ったら、是非試してみてほしい方法があります。
目を閉じて、鼻を軽くつまんで三種類を食べ比べてみて下さい。味が一緒に感じられるはずですよ。
とは言っても、ちょっとお高いかき氷の場合、果汁が入っているシロップが使われている事もあります。
果汁が入っていれば、当然味は変わるのでご注意を。
トロピカルな人気メニュー!ブルーハワイの秘密
暑い夏に見かけると、それだけでも涼を感じるのが綺麗な青いかき氷、ブルーハワイ。
ブルーキュラソーという青い色のリキュールを入れて作るカクテルが由来、という説もあり、カッコいいイメージがありますね。
でも、ブルーハワイもイチゴやレモン・メロンと一緒なんでしょ?と思った、そこのあなた。
実は、ブルーハワイの味には規定が無いんです。
あるとしたら、色が青い、という点のみ。
そのため、メーカーによって味や香りも異なっているんです。
レモンの味だったり、フルーツミックスの味だったり、はたまた実はピーチ味。なんていうブルーハワイもあるんです。
味が違うなら、ブルーハワイの食べ比べをしても楽しそうですよね。
定番シロップ以外の変わり種
シロップ以外でかき氷にかかっているものといえば、カルピスや抹茶などが多いですよね。
私は最近、テレビできなこがかかった上に、黒蜜がかかっているのも見てしまいました。とっても美味しそうでした。
また、フルーツそのものを乗せたり、ジャムを乗せるという方法も増えています。
我が家では、ごろごろ果肉が入ったいちごジャムをかき氷に乗せて、その上に練乳を掛けるのが流行った事があります。
とっても甘くて美味しいのに、アイスと比べて罪悪感も少ないのでオススメです。
かき氷はシロップのかけ方を変えても楽しめます!
普通に楽しんでも十分美味しいかき氷ですが、実はいろんなシロップのかけ方があるみたいです。
渦巻きがけ
上にシロップをどばっとかけず、渦巻きになるように、細くシロップを回しかけます。
シロップをかけた所が溶けにくくなるので、崩れにくくなります。
まんべんなくシロップがかかる反面、全体的に薄味に仕上がる傾向があります。
器の底にシロップ
定番のかき氷の真逆の見た目です。
食べ進めていくにつれて、味が濃くなる特徴があります。
ストローで飲むようにかき氷を食べたい、という人にオススメ。
上がどうしても味がなくなってしまうので、少しシロップをかけるか、蜜をかけると良いですよ。
ミルフィーユがけ
氷とシロップを繰り返し盛っていく方法です。
どこから食べてもしっかり味がついているので、満足できます。
但し、重ね掛けする事を踏まえてシロップの量を調整しないと、味が濃くなってしまうリスクも。
欲張りすぎないで、少しずつ掛ける事が大事ですね。
自宅でかき氷を作るなら氷にもこだわろう!美味しい氷の作り方
美味しいかき氷向きの氷を作るには、ミネラルウォーターが良いと言われています。
水道水に比べて、不純物が少ないので、氷の質が良くなるからです。
ミネラルウォーターが無ければ、一度沸騰させた水道水を、冷ましてから凍らせるのもアリですよ。
かき氷器についている専用のカップがあれば、それに入れて作ると、しっかり固い氷ができます。
固いと薄くしか削れなくなるため、仕上がりがふわふわしたかき氷が作れますよ。
また、一般的な冷凍庫に備え付けの製氷皿は、キューブタイプが多いですよね。こちらだと、削った氷の大きさにムラが出やすくなります。
じゃりじゃりした食感が好きなら、キューブタイプで作るのがオススメですよ。
まとめ
かき氷のシロップの味や、掛け方などについて、まとめてみました。
氷の作り方で、かき氷の仕上がりも変わる、という事も分かってもらえたのではないでしょうか。
ついつい外でかき氷を買って食べてしまう事が多いですが、自宅でかき氷が作れれば、もっと安上がりになります。
家にジャムやカルピスが常備されているなら、自宅かき氷を極めてみても良いのではないでしょうか。