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七五三はなぜ11月?お参りの時期をずらすのはNG?お参りの他に何をすればいいの?

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子供の成長を祝うために行う七五三は、昔からある伝統行事ですが、意外と知らないことも沢山あります。

七五三シーズンに都合が付かずにお参りできなかった時には、どうすればいいのでしょうか?

七五三のお参りに時期をずらして行く場合に気をつけることなどをご紹介したいと思います!

そもそも七五三はどういう行事?女の子の場合は何するもの?

もともと七五三の行事は、三の儀・五の儀・七の儀に分かれていて、朝廷などの間で行われていたものが、江戸時代に武家や商人にも広がったようです。

昔は飢餓や病気などで子供が亡くなるケースが多く、無事に育ってくれたこと、これからも健康に育つよう、願いが込められています!

  • 三の儀(髪置き):男女ともに三歳になると髪を伸ばし始める
  • 五の儀(袴着):男の子が初めて袴着を着る
  • 七の儀(帯解き):女の子が今まで着物を留めるのに使っていたヒモを帯に変える

これら3つに分かれていた行事が1つにまとめられたのは、明治時代に入ってからだそうです。

 

七五三の日にちは11月5日ですが、それは、江戸時代の将軍であった徳川綱吉の長男、徳松が11月5日に三の儀をしたことに由来しています。

ですが、祝日ではないので毎年曜日も変わり、仕事や子供のお休みの関係で、週末や11月5日前後にすることも増えているようです。

また、風邪をひきやすくなる季節でもあるので、体調に合わせて無理のないよう、お参りする場合もあるでしょう。

地域や家庭などでも変わってくるので、家族間で話し合って日取りを決めることがオススメです。

七五三の年齢は満年齢でも、正月ごとに歳を数える数え年でも大丈夫なので、子供の様子を見ながら決めるといいでしょう。

 

七五三当日には、近くの神社や氏神様にお参りへ行って、ご祈祷をしてもらいます。

ご祈祷の予約はその場で取れる場合と、自前の予約が必要な場合があるので、お参りに行く場所に確認しておくと安心です!

 

他には、フォトスタジオで写真を撮ったり、親戚と食事をしながら、子供の成長を一緒にお祝いするところも多いでしょう。

地域によっては、七五三にホテルなどの会場を借りて、結婚披露宴のような盛大なお祝いをするところもあるそうです。

規模の大きさや小ささは関係ないですが、子供の成長を願ってお祝いする気持ちが大切でしょう!

 

七五三は、気慣れない着物や、長い時間のご祈祷など、子供が退屈したり、機嫌が悪くなる場合も考えられます。

自前に子供の着替えを用意しておいたり、写真は別の日に予約しておく事もオススメです!

七五三のお参りは春でもできるって本当?時期ズラしの場合に気を付けることとは?

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七五三のお参りは、ずらしても10月くらいが多いですが、春でもお参りはできるそうです。

ただ、神社によっては七五三のご祈祷の期限が決められている場合もあるので、電話をして確認しておくといいでしょう。

また、千歳飴も限定販売のことが多く、春には手に入りにくくなります。

七五三の千歳飴は、子供の長寿を願って歳の数だけ持たせるもので、七五三シーズンには、神社やフォトスタジオでも貰える場合があるそうです。

シーズンを過ぎたり、自分で購入する必要がある時には、インターネットから購入することが出来ますが、まとめ売りがほとんどでしょう。

場合によっては、送料も追加されてしまい、値段が高くなることもあります。

千歳飴は、親戚や近しい人に配る風習もあるので、家族と相談したうえで決めるといいでしょう。

 

フォトスタジオを利用する時には、入学・卒業シーズンで混みあっていることも考えられます。

特に、3月~4月下旬ごろまでは多いと予想されるので、予約を取る場合には、早めに連絡を入れることがオススメです。

 

七五三をずらす場合のお参りの日取りは、大安・吉日を選ぶ場合が多いと思いますが、神社とは関係ないという話もあります。

例え、都合の良い日が仏滅になってしまっても、「お参りを控える必要はない」と多くの神社でも言われているそうです!

家族・親戚の意見や、気分的に気になってしまう場合以外には、無理に変える必要もないでしょう。

まとめ

いかがでしたか?

七五三をする時には、子供が疲れすぎてしまわないよう、写真は別日に変えるなど、スケジュール調整も必要になります。

親の方も色々と気を使うことが多いので、体調や都合が悪い時には、時期をずらしてしまっても、お参りは出来るので大丈夫です。

七五三は、子供の成長を祝い、健康を願う行事です。

時期や形だけではなく、いつも心に思う気持ちも大切ですよね。