旅先を起点にさらに旅に出る!ハマると楽しい、「旅先ショートトリップ」のススメ!
旅行の際のアクティビティは色々ありますよね。
訪ねてみたい場所もたくさん。
そんな欲張りな気持ちを満足させるのにオススメなのが、「ショートトリップ」。
簡単にいえば、旅先の滞在地を拠点として、そこから小旅行に出る。ということですね。
日帰りとか、日程に余裕があれば一泊など、今いる場所から宿替えすることなく、身軽に近郊に出かけてみませんか?
慣れると結構ハマる、旅先でのショートトリップ。
今日はその魅力についてご紹介したいと思います。
旅先で味わうショートトリップのススメ
パッケージツアーで旅行をしているとなかなか実現が難しいですが、フリープランで旅をしているならぜひ取り入れたい「日帰りショートトリップ」。
その時拠点として泊まっている街から比較的気軽に行ける場所で観光名所や行ってみたい場所があったら、拠点から日帰りで出かけるというものです。
ちょっと遠いようであれば(日程に余裕があればですが)一泊旅行にしてみても良いでしょう。
最初は地理感なども心許ないこともあるでしょうから、ちょっとわざとらしいですが、きちんと出発前に計画を立てて行ってもOKです。
慣れてくれば、地図を見て、「お、ここ行ってみたいな」と思った場所へ行けるようになりますよ。
普通の旅行であれば宿替しないとならないような距離でも、平気で移動できるのが気軽ですし、拠点に荷物を置いておけば、宿替と違って身軽に出かけることができます。
私の場合、最長で、(ちょっと強行軍だったなと今でも思ってますが。笑)フランクフルトからルクセンブルクまで日帰り旅を満喫したことがあります。
出発時、フランクフルトのホテルのフロントで、「今日はルクセンブルクまで日帰りで行ってくるので帰りが遅くなります」と告げたところ、
「ああ、ルクセンブルクはいいですね。ドイツ人も休日に散策に出かけたりしてますよ。楽しんで来てください」と普通に送り出してくれました。
つまり、現地の人が休日に行うショートトリップをやってしまおう!ということですね。
日本から行くと真っすぐ行けずに遠く感じるルクセンブルクですが、フランクフルトから行けば3時間ちょっとです。
日帰りだったので、ちょっとせわしなかったですが、ルクセンの広さを考えたら、旅程として日数を割かなくても、これでも十分楽しめるということがよくわかりました。
予定していない場所へ行ってみよう!
最初のうちは、ちょっとわざとらしくても、ショートトリップする場所まで事前に計画して(なんなら足も予約して)おけば安心して出かけられます。
慣れて来たら、事前には「行けるなら行っておきたいかなぁ」スポットとして心に留めておき、現地で時間のゆとりがあるのなら、「じゃぁ行ってみようか」と、そこから切符を買って出かけてみましょう。
また、旅先で仲良くなった人から、オススメの場所を聞けるかもしれません。
どうやって行くのかもその時聞いておけば、翌日はそこへ行ってみる、という楽しみ方もできてしまいますよ。
この楽しみを覚えると、明日はどこへ行こうかということばっかり考え始めてしまうほど楽しいんですよね。
列車やバスを乗り継いで、目的地へ無事に降り立った満足感と、トリップ先を楽しんで、拠点に戻って来た時の満足感は、是非一度味わって欲しいオススメのアクティビティだと思います。
また、出発前に、実現できるかどうかは置いといても妄想プランを立てておくというやり方もいいでしょう。
そうなると、移動手段の押さえ方なども予習できるので、ゆとりを持って動けます。
大事なのは、慣れるまでは、あくまでアクティビティ部分のみで実行してみることです。
大切な移動(空港から宿まで、とか、帰りの空港までの足など)は、時間感覚も慣れていませんので、特に旅慣れてない時点では、きっちり押さえておきましょうね。
余計な焦りを作らないことも大切です。
旅のプランも現地で立ててみる
ショートトリップ上級編としては、行き先も行き方も完全に現地でプランニングするというもの。
現地でオススメスポットの情報をゲットして、そこへの行き方を調べ、早速次の日に行ってみる。というやり方だと思います。
これにはいくつかコツがあって、勿論地域によっても移動のしやすさの違いがありますので一概には言えないのですが、どこへ移動になってもいいように、交通手段を調べるツールを準備しておくことが必要です。
例えばヨーロッパなら、ユーレイル公認のスマホアプリで駅からルート検索ができますし、それ以外の国でもウェブサイトで乗り換え案内的な使い方ができるものが大抵あります。
これを事前にしっかり手元に用意して置いて、行き先が決まったらこれで大体のことを調べておけば戸惑わずに移動することができます。
また、そういったツールがない場合は、駅の窓口で聞くのが1番です。
私がプラハからプルゼニュへ日帰りトリップをした時には、ガイドブックの地図を見て決めました。
電車でいける。というのはすぐにわかったのですが、実際のタイムテーブルはプラハ中央駅の窓口においてある時刻表を見て立てました。
そして、そこで切符を片道買って出かけたのですが、プラハ中央駅の窓口で切符を買うときは英語が通じたので英語で切符を無事ゲット。
その後、駅をうろうろしながら構内放送を聞いたり、窓口の人に教えてもらったりして、プルゼニュからの帰りの切符を買うときは、なんとチェコ語で買いました!
チェコ語で駅のこと(特に大きな中央駅扱いのもの)をナードラジーと言うのですが、それを覚えたのもプラハ中央駅の構内放送。
なので帰りのプルゼニュ駅の窓口では「ドヴァ、プラハ、フラヴニ、ナードラジー!」と言ったらギリギリだったのでしょうが、通じましたよ!
「トイレどこですか」とか事前に覚えていったフレーズが全然通用しなかったチェコなのに(笑)、これが通じたのは思わず大喜びでした。
まとめ
いかがでしたか?
旅先からさらに日帰り旅に出かける。という体験は、実際ハマるとやめられなくなります。
うまく移動できた達成感と、日帰り旅から拠点の街へ戻って来たときの、非日常なんだけど、ホームに帰って来た感じも味わえる心地よさがたまらないんですね。
フリープランで旅行される予定がある方は、ぜひ試してみてください!