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旅レポート!ドイツで列車に乗りまくるの巻!レイルパス大活躍!

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海外旅行っていろんなスタイルがありますが、私の一押しのお気に入りは、「全部自力で行動し、暮らすように旅をする」タイプ。

 

コストの関係でお得なパッケージツアーを購入することもありますが、必ずと言っていいほど、足とホテル代金だけのフリープランを選びます。

 

毎日、今日は何をしようか。どこへ行こうか。ということを、朝起きて朝食を食べながら検討するので、どういう展開になるか全くわからないのが魅力なんですよね。

 

そこで今日は、ドイツでジャーマンレイルパスを使って電車に乗りまくった旅のレポートをお届けしたいと思います。

 

行った時期は2015年の初夏。と、ちょっと古い話ではあるのですが、ドイツあたりを旅してみたい。という方の参考になれば幸いです。

 

ドイツで列車に乗りまくる旅!前半はフランクフルトを起点に列車に乗りまくる!

旅の入り口はフランクフルトでした。夕方着の便です。

お天気はあいにくの雨ですが気分はウキウキです。

 

この時の宿泊は全てホテルを押さえました。

と、言うのもフランクフルトの宿泊先は2011年に訪れた時に大変お世話になったホテルだったので、ぜひ再訪してお礼を言いたかったこと。

そして中央駅裏という立地の良さが決め手です。

雨のそぼ降る中、空港から近距離列車Sバーンで中央駅まで行き、そこから歩いてホテルにチェックイン。

フロントに当時お世話になった方がいらしたので(日本の方なんです)、再開の挨拶と当時のお礼を改めて。

 

それから、中央駅のスタンドで、早速今回のドイツの初ビールを立ち飲み。(笑)

 

そのまま、時差ボケ防止を兼ねて、疲れた体に鞭打ってレーマー方面までトラムで移動。

広場をブラブラして、マイン川沿いから川を渡ってザクセンハウゼン方面まで散歩することに。

ところが、事前の天気予報大外れの寒さで、その上疲れてて眠いし、雨は降ったり止んだり。

こりゃいかん。と諦めて初日は早々にホテルに戻って休むことに。

 

翌朝からは、毎日電車で日帰り旅をし倒す予定。

これに備えてジャーマンレイルパスも携えてました。

5日フレキシーの2等チケットです。

空港でバリデーションも済ませてきましたので、翌日から使い倒します!

 

旅2日目:ジャーマンレイルパス使用(1日目)

2日目は、まずルクセンブルクへの日帰り旅。

 

ジャーマンレイルパスは到着時に空港でバリデーションしていたので、今日からは利用日を記入して検札してもらうだけです。

 

ルクセンブルクはドイツのお隣ですが、違う国ですのでレイルパスは適用外です。

そこで、国境の町トリーアまで行き、そこから切符を買い直してルクセンブルクに入ることにしました。

本当は、その手前のザールブリュッケンまで行って、バスを利用しようと思っていたのですが、いざバス乗り場で切符を買おうとしたら満席で買えなかったのでした(笑)。

 

朝8時前にフランクフルトを出て、ルクセンブルクに着いたのがお昼過ぎ。

途中ザールブリュッケンのバスに乗れない事件があったのと、トリーアからの列車が遅れていたん事もあり、4時間ちょっとかかってしまいました。

 

それでも、午後の陽だまりの中でルクセンブルクの街並みを楽しむことができました。が、やっぱり寒い!(6月だというのに20度行かない気温)

ということで、ここであわててファストファッションのお店に飛び込んでニットを購入。着込んでから散歩となりました。

 

帰りはトリーアまでの切符が券売機でちゃんと買うことができず、帰りの車内で車掌さんに怒られることに。

あわや罰金か!と焦りましたが、レイルパスを提示して、必死に言い訳したら、かなりレアですが、なんと車内精算してもらえました!(笑)

が、去り際に、「次はちゃんと切符を買わないとダメだぞ」と釘を刺される羽目に。

よい子は真似しない様にしましょう。

自信がないときは、やっぱり窓口に行って聞かないとダメですね。

反省しながら、夜11時ごろホテルに戻って爆睡。

 

旅3日目:ジャーマンレイルパス使用(2日目)

3日目。またも日帰りで今度はミュンヘンに行きました。

こっちは国内なんで、切符の心配はいりません。

特急で3時間ほどで到着。

憧れのホフブロイハウスと町の雰囲気のいいビアハウス2件をハシゴして、ビールとソーセージを堪能しまくりました。

もちろん合間にお散歩も。

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旅4日目:ジャーマンレイルパス未使用

4日目はフランクフルトを堪能する日と予定していましたので、朝はちょっとホテルでゆっくりしてから、初日に断念したザクセンハウゼン方面へ。

トラムでそのちょっと裏手にある住宅街に入り(いや、厳密に言うと、レーマー側から橋を渡って歩いて行くつもりだったんですが、トラム乗り間違えたんです!(笑)

そこからウロウロと普通の住宅街を楽しみながら、フランクフルト南駅に。

駅前のカフェでコーヒーで一息入れていたら、たちまち土砂降り。

 

この日はレイルパスを使わない日だったのですが、この雨ではどうにもならん!と切符を買ってSバーンで中央駅まで戻ることに。

 

雨は全く止まないので、ホテルまで戻って昼寝。

それでも止まないので、中央駅のバーで軽く呑んでから地下鉄(Uバーン)で繁華街に出てお土産ショッピングを。

フランクフルトの散歩が中途半端になってしまったのはなんとも勿体無かったですが、再訪のいい理由になったと納得することに。

 

そんなこんなでフランクフルトを起点にした旅の前半はあっという間に過ぎて行きました。

 

ケルンへ移動!足は憧れの「ライン川クルーズ」!

5日目は、フランクフルトからケルンへの移動日です。

旅5日目:ジャーマンレイルパス使用(3日目)

ここで、是非一度体験したかったライン川クルーズを利用することにしていたので、まずは逆行して「つぐみ横丁」で有名なビンゲンの町へ向かいました。

駅からスーツケースゴロゴロしながら船着き場まで10分弱歩いて、チケットを買います。

ちゃんとレイルパスを掲示して割引してもらいました。

 

ここでも、コブレンツまで一気に行ければよかったのですが、ケルン行きは本数が少なく、ボッパルトまでの切符を買うことに。

電車の到着があと10分早ければ、ケルン行きにも乗れたようだったので勿体無かったですが、おかげでラインの蛇行の景観で知られるボッパルトに寄れたのでよかったです。

 

船に乗ってからはビールを飲みつつ船窓に釘付け。

右に左にお城が聳えていて、実際に見ると迫力あります。

船に乗ってからはしばらくはやっぱり土砂降りだったのですが、ローレライの少し手前くらいから雲が切れて日差しが!

 

寒かったですが、甲板に出てローレライの迫力を満喫しました。

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意外だったのは、ローレライの前を抜けるときは、ちゃんと船でローレライの曲がかかるんですよ。

ちょっとダサくてよかったです(笑)。

 

ボッパルトに着いて、カフェに入って軽い昼食。その後少し町をブラブラしてから電車でケルンに向かいました。

 

ケルン中央駅に到着して、駅内のデリで晩御飯を買ってホテルに行こうと駅を出たら、目の前に有名なケルン大聖堂

 

こんなめっちゃ駅前なのか!と笑いつつもすごい荘厳な迫力にしばし佇んでしまいました。

 

電車旅がテーマなので、ホテルは駅から徒歩5分足らずの場所。

無事にチェックインして、デリで買った晩御飯を部屋で食べて、早々に就寝しました。

 

旅の後半はケルン起点でまたも電車に乗りまくる!

翌日からまた電車旅の再開!この日目指したのはベルギーです。

旅6日目:ジャーマンレイルパス使用(4日目)

ベルギーはビール大国。

もちろんドイツもビール大国。

ビール好きとしては、せっかくはるばるやってきたのだから、両方のビール大国を堪能しなくちゃね!と言うことで、朝一ホテルを出て駅へ向かいます。

 

実はベルギーへ行くには、ケルンから直行列車があり、ベルギー国鉄ドイツ鉄道が相互に運行しています。

このため、ドイツ鉄道が運行している列車を選んで乗れば、ブリュッセルまで行ってもジャーマンレイルパスの適用を受けられるんです。

時刻表を見れば、どちらの列車かわかるので、時間を控えておいて、往復ともドイツ鉄道を利用することで、お隣の国でもパスで行けてしまいました。

 

まずはブリュッセルの南駅に降り立ち、そこから券売機で切符を買い、水の都の呼び声が高いブルージュへ。

ルクセンブルクではうまく行きませんでしたが、ベルギーの券売機は分かりやすく(?)、簡単に往復切符をゲット。

 

ただし、電車は激混みで、片道1時間ちょっとの半分くらいは連結部分でぎゅう詰めで立って行く羽目に。

 

到着したブルージュは、噂以上の美しい街でした。

旧市街の中心でカフェに入り、趣ある街並みを眺めながらのビールは最高でした。

 

その後ブリュッセルへ戻り、グランプラスへ。

なんと4面の建物群のうち2面が修復工事中で足場幕のだまし絵を眺めることになってしまいガックリ。

これも再訪の理由となりました。

 

その後、ションベン小僧を探してウロウロ。

世界3大がっかりポイントと言われる小便小僧。

本当にがっかりするのか?を体験するために、ワッフル片手にしばらく迷って見つけました。

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結論。がっかりしません。

 

いや、像そのものは小さいですし、街角にチョンといるだけなので、そこだけフューチャーすればがっかりなのかもしれませんが、この子がいる街角の雰囲気の実にいいこと!

かなり絵になる場所でイチモツを晒していらっしゃるんですよ。(笑)

その街角の美しさに見惚れますね。

 

ワッフルも実に美味しかったです。

もうちょっと胃にもたれそうな重くて甘いものをイメージしていたのですが、実にサクサクふんわりの生地でアッサリしているので、ホイップをドカ盛りするのが合うわけですね。

用心していたので、ホイップ盛らずにイチゴとチョコだけトッピングしたんですが、ホイップあっても全然行けたな。というのが感想です。

 

これも再訪の理由となりました。次は盛るよ~!(笑)

 

帰りのの列車はドイツのジーサマたちが顔を真っ赤にしてビール飲みまくる席に隣接してしまい、まぁうるさかったことうるさかったこと(笑)

 

食堂車からビールを箱買いしてきて飲みまくってました。

すげーなドイツ人ジジイ(笑)と、微笑みながら見ておりましたが。

 

旅7日目:ジャーマンレイルパス未使用

さて、ベルギーを堪能した翌日は、本格的なケルン散歩。

 

やっと天候に恵まれ始めて、今度は初夏を通り越して真夏か!って暑さに汗だくになりながら、要所要所でビールでクールダウンしつつ、かなりの距離を歩き倒しました。

 

ヒロシマナガサキパークからスタートして、墓地をめぐり、ノイマルクト、川に出てオペラ座まで戻ってドイツァー橋を渡って対岸もウロウロ。

足が棒になるまで歩いて大満足でした。

お土産ショッピングも楽しみましたよ。オススメはスーパー!

 

実は海外でスーパーで買い物するのが大好きなんです。

こちらの記事で買い物の極意(?)についてもついつい語ってしまっています。

mai-hate-diary.hateblo.jp

いろいろ買い込んでホクホクしながらホテルに戻ってぐっすり眠りました。

 

旅8日目:ジャーマンレイルパス使用(5日目)

いよいよ最終日。

ケルンから電車でフランクフルトに戻って帰路につきます。

ここで最後のジャーマンレイルパスを活用!

 

途中、どうしても行ってみたかったボンの街に寄るため途中下車。

旧市街でコーヒー1杯飲んでマルクト広場を眺めてから再び列車で空港まで一気に行き、チェックインして荷物を預け、フランクフルトの街へ。

 

フライトまでの間の残り時間で、やっと晴れたのでマイン川河畔の芝生で最後の宴会です。

 

フライトギリギリまで川辺でのんびりと過ごして、そこから帰路につきました。

フランクフルトの空港は街から近いので、こういう過ごし方ができるのも魅力だなーと実感。

 

まとめ

いかがでしたか?

改めて振り返ってみると、とにかく列車に乗りまくったー!という旅でしたね。

日本では別に鉄って訳では無いのですが、海外に行くと、どうしてもにわか鉄になってしまいます(笑)。

こんな感じちょいちょいフリーな旅に出ているんですが、今年はバルトの国々を巡ってみようかなと思っていたりします。

また機会があったらレポートしますね!