オシャレの定番ヘアカラー!長持ちさせる方法は?押さえておきたい5つのポイント
オシャレさんにはおなじみのヘアカラー。
最初の頃はきれいな色が出ているにもかかわらず、数ヶ月すると色が落ちて金髪のようになってしまった。なんて経験をしたことある人も多いと思います。
特にアッシュ系のカラーは人気がありますが落ちやすくて維持が一苦労。
そこで今回はカラーを落ちにくく、長持ちさせるポイントとケア方法を見ていきたいと思います。
そもそも、ヘアカラーはなぜ落ちやすいのか?
髪に色を入れる場合、薬剤の作用によりキューティクルを開かせ、そこに色の粒子を入れていきます。
このため、カラーリング後、色の粒子が流れ出ないように一度開いたキューティクルを締めてあげなくてはなりません。
このキューティクル、水に濡れるだけでも開く作用があり、日常のシャンプーでも色は落ちていってしまいます。
また、髪がもともと傷んでいればそれだけキューティクルも開いていますので、より色が落ちやすくなってしまうんですね。
トリートメントなどで少しでも髪の痛みを軽減させてあげることはもちろん、日頃からのケアがカラーを長持ちさせるのに必要になってきます。
ヘアカラーを長持ちさせるケア方法とは?
それでは、ヘアカラーを長持ちさせるのに必要なお手入れのポイントを見ていきましょう。
その1 カラーリングから24時間は洗髪しない
サロンでカラーリングをした後、「今日は髪の毛洗わないでね」と美容師さんに言われることはないでしょうか?
その理由はカラー剤がアルカリ性でキューティクルが開いているから!
人の体は弱酸性というのは某CMでおなじみですが、それを薬剤でアルカリ性に傾かせることでキューティクルを開き色を入れていくのがヘアカラーです。
ヘアカラーの施術直後は髪の毛がアルカリ性に傾いているためキューティクルが開きやすくなっているんですね。
元々キューティクルは水に濡れると開く性質を持っています。
水に浸した手指がふやけるのと一緒ですね。
そのままの状態ではカラーが流れ出やすくなります。
ですので、特にアルカリ性に傾き色が抜けやすい状態の施術直後の髪を洗髪することはおすすめできません。
その2 カラーから最低10日はカラーリングヘア用シャンプーを使う。
ドラッグストアなどで買える市販の一般的なシャンプーとは別に、カラーリングヘア用のシャンプーが売っているのはご存知でしょうか?
例えばムラシャンこと紫シャンプーやシルバーシャンプーのことです。
これらのシャンプーを使うと退色を緩やかに抑えることが出来ます。
私もアッシュカラーにした後、普通のシャンプーで洗い続けたことがありますが1週間でほぼ金色でした。
色が抜けるスピードが早すぎてガッカリした経験があります。
シルバーシャンプーを使うとその色素の力で落ち着いたダークトーンに抜けていきます。
一方の紫シャンプー(ムラシャン)を使うと柔らかな印象に抜けていきます。
これは、シャンプーに含まれる色素が洗髪時に髪に入っていくため、金髪に抜けていく過程にあったとしても、新たな色素で補えるからです。
どちらも、単純に色が落ちてしまう場合よりは比較的きれいな色の抜け方をしていきます。
その3 アウトバストリートメントを使おう
アウトバストリートメントの中でもヘアカラー向けの製品を使うようにするとより良いでしょう。
もし、どの製品を使ったら良いかわからない場合は美容師さんに聞いてみるのも一つの手です。
入浴後の濡れた髪に適量のトリートメントをつけるだけで大丈夫です。
これをすることで、ドライヤーの熱により髪の毛が痛み、色が抜けていくことを防ぐことが出来ます。
その4 髪はちゃんと乾かす。
繰り返しになりますが、濡れたままの髪はキューティクルが開きっぱなしの状態。
当然そんな状態で眠れば、枕や布団と擦れた髪がパサパサのキシキシになり、さらに色も抜けやすくなってしまいます。
そのためちゃんと日々めんどくさくても髪を乾かすことが大切です。
その5 紫外線対策をする
肌が紫外線を浴びると、日焼けをしたり、人によっては炎症を起こしてしまうように、毛髪も日光でダメージを受けます。
紫外線によるダメージ予防には髪にも使える日焼け止めを使用したり、帽子や日傘をを使用して防ぐようにしましょう。
特にカラーリングをした後は重点的に警戒すると持ちが良くなるといいます。
ヘアカラーをしたら正しいケアで長く素敵な髪色に!
せっかくきれいに染めた髪を少しでも長持ちさせるために気をつけたいポイントをご紹介してみました。
黒髪のときよりはケアが大変になるかも知れませんが、それでも、どれも日常に取り入れやすいケア方法ばかりです。
アウトバストリートメントやシャンプーなどの製品が良いかわからないというときは施術してもらう美容師に相談してみると有効な使い方含めたくさん教えてくれます。
ぜひ、ここで紹介したケア方法を実践してみてくださいね!