おすすめの冷凍ストック術!野菜もきのこもOK!便利な活用法もご紹介!
仕事や子育てに追われて毎日の食事を作ることがちょっと面倒。
そんなあなたに知っていただきたいのが、冷凍野菜の活用術!
余裕のある時に仕込んでおけば、忙しい日に簡単手料理で大助かり。
また、安い日に買った野菜を冷凍保存しておけば、家計費節約にもなりますよね。
今日は時間とお金の節約に貢献できる、心とお財布に余裕を生むラク家事術に迫ってみます!
野菜を美味しく冷凍するためには「急速凍結」がオススメ!
カレーを冷凍したら、にんじんやじゃがいもの食感が悪くなってしまった…。
そんなご経験はありませんか?
ルーはいいけど野菜がちょっと…。と思ったのは私だけじゃないはず!
この原因は一体どんなことなのでしょうか?
その原因として、冷凍の過程で発生する氷の結晶が食品の組織や細胞を壊してしまうことが挙げられます。
この氷の結晶が溶けた後、そこが空洞になってしまうんですね。
結果として、スカスカしたりぐにゅぐにゅしたあのいや〜な食感になってしまいます。
どうすればこれらを防ぐことができるのでしょうか?
その方法が「急速凍結」です。
あ、聞いたことある!と思われた方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。
急速凍結とは、氷の結晶が大きくなる前に凍結する方法のことを指すのだそうです。
スーパーなどで売っている冷凍野菜はこの方法により凍結されているのですね。
では、急速凍結に近づけるためにはどうすればいいのか?
原理は理解したけれど、大抵のご家庭には普通の冷蔵庫しかありませんよね。
どのようにすればその「急速凍結」に近づけることができるのでしょうか?
家庭でもできる方法をふたつご紹介します。
方法その1:アルミバットを使う
アルミバッドは100円ショップでも売っていますね。
アルミは熱伝導率が高い素材。
なので、その上に食材を乗せて冷凍庫に入れることで、冷却効率があがります。
これ、実はアルミホイルでも代用可能です。
方法その2:平たくして保存する
食材の重なりを減らし、平たくすることで冷却効率を上げることが可能です。
ジップ付き袋やラップを使うと便利そうですね。
ご自宅の冷蔵庫に急冷機能がついている場合は、そちらも是非使ってみてください。
ちなみに、凍らせる時の水分が多いと氷の結晶が大きくなってしまい、食感に影響が出てしまいます。
ですので、野菜の水分はしっかりとふき取ってから冷凍しましょう。
野菜別おすすめのカット法と調理法
ここからは、生のままカットして冷凍し、凍ったままで調理できる野菜をご紹介します。
また、特性を活かした調理法もありますのでチェックしてみてください。
青ネギ
小口切りで冷凍。
汁物、煮物、炒め物の仕上げに。これだけでお料理の彩りがよくなります。
冷凍開始から一時間後と二時間後に容器や袋をシャカシャカ振るとくっつかないので、後の調理に便利に使えます。
にんじん
千切りや薄めのいちょう切り、薄めの短冊切りなどにして冷凍します。
汁物、炒め物、サラダにも使える便利食材ですね。
水煮にしてから冷凍してもいいですが、パッドで広げて行わないとかなり頑丈にくっついてしまうので気をつけましょう。
大根
薄めのいちょう切り、薄めの短冊切りで冷凍するのがオススメ。
汁物、炒め物に。元が薄切りだとあっという間に火が通るので重宝します。
厚めの半月切り、厚めのいちょう切りを冷凍すると、おでんやふろふき大根など煮物に最適です。
ちなみに一旦冷凍した方が味が染み易くなります。
玉ねぎ
厚めの千切り、大き目のみじん切りで冷凍ストックしましょう。
冷凍することで甘みが増しますので、ミートソースやハンバーグなどによく合います。
食感がなくなり易いので、シャキシャキした食感を活かしたいメニューには向きません。
トマト・ミニトマト
よく洗って水気を切りヘタを取り、丸まま冷凍。
皮が簡単に剥けるので、マリネ、ピクルス、トマトソースにおすすめです。
きのこ類
石づきを取り、適宜房にわける。
炒め物や汁物に。数種類のきのこを混ぜてミックスきのこを作っておくのもおすすめです。
番外編:たまご
実はたまごも冷凍保存できます。丸まま冷凍しちゃってください。
ただし、殻が割れるので保存袋等に入れることをお忘れなく!
冷凍たまごの殻を割って耐熱皿に入れ、レンジで数十秒加熱するとあら不思議、温泉卵になります。
殻を割ってめんつゆに浸し冷蔵庫に30分程度入れておくと、漬けたまごになります。
急速冷凍でストック上手に!いつでも美味しい食卓のために
いかがでしたか?
私もいろいろ試している最中ですが、この冷凍野菜を活用してよく味噌汁などを作っています。
大根、にんじん、きのこ、油揚げなどを一回分ずつにわけて、味噌汁セットを作っておくと便利なんですよね。
冷凍たまごも、生卵とは違った味わいで美味しいです!
いろいろな調理法を楽しんでみたいと思います。
時間の余裕だけでなく料理の幅も広がる冷凍保存。
日頃の家事が面倒くさいという方も、ぜひ
チャレンジされてみてはいかがでしょうか?